Big Fish

久しぶりの散歩道で、懐かしいものを見つけました。１年くらい前に映画「ビッグフィッシュ」を観た直後に、ここを通りかかり、あっ映画と一緒と思った光景が、そのまま残っていました。簡単に言うと、電線に一組の靴がひっかかっています。

映画の中では、主人公(ユアン・マックレガー）が森で迷い込んだ不思議な街で出くわす風景で、街中の住人の靴が電線にかけてあるのです。

私が見たのは、住宅地の中を流れる川とその周りに広がる公園の入り口。家並みが切れて、ふと目に入りました。

映画の中でのように、
「この街から出ていくの。あの靴を履いてはいけないよ。行きたいなら裸足で森を抜けないと」
という声がして、

私は
「もちろんいくわ。」
と答えて、公園の奥深くまで散歩しました。


スコットランド出身のユアンは、地元に戻ってくると病院などでボランティアをしたり、とってもフレンドリーだとか。地元で人気の役者さんです。

この映画は「大人になったら、もの分かりがいいふりをして卒業しなくちゃいけないと思っていた事を、心の中でいつまでも信じていていいのかな」って思わせてくれたファンタジーでした。