どうにかなるかなぁ~

これまで何とかやってきたので、今後も何とかなると思いたい。 

バス

2009-02-27 23:34:41 | Weblog
 馴れない日本人が中国でバスに乗るのは一苦労です。

 彼等は並ばない!何故並ばないか。
 いろいろ理由はあると思いますが、中国のバスはバス停で一定の位置に停まらないので客は並びようがないのです。

 一般に一つのバス停を複数の路線バスが利用するので、先にバスが停まっていれば次のバスはその後ろに停まります。そしてその位置で客を乗り降りさせてしまうのです。そうするとバス停の最前部(本来の乗車位置)にキチンと並んでいても意味がない。

 いち早くバスに乗り込むには、まずバス停の中間あたりにいて、自分が乗るバスが近づいてきたらバス停の状況を素早く読み、どの位置にバスが停まるかを予想して出来るだけ乗車口に近いところに移動する必要があります。
 
 ルールを作って、ちゃんと並ぶようにした方が良いと思うのですが、彼等はそれなりに毎日利用して何とかなっている訳ですからあれこれ言ってもしようがない。
 
 とは言え日本人にはチョットねえ~。私などは混雑時間帯は出来るだけバスに乗らないとか、混み合うバス停は避けて、一つ手前のバス停から乗るとかいろいろ工夫したものです。

 乗るときはマナーもなにもあったものではないのですが、バスの中では日本では見られない乗客の助け合いが。
 満員で身動きできず、車掌から直接切符が買えない場合、客から客への手渡しリレーでお金が運ばれ、またリレーで切符が客まで戻ってくるのです。
 私もリレーの一員になったことがあります。

 また秦皇島のバス(乗客の多くは学生)ではよく席を譲られました。子供連れ、妊婦、老人には優しかったです。わしゃ老人か!

 しかし桂林は約一ヶ月の間、毎日バスに乗ったのですが、一度も席を譲られたことはありませんでした。南より北の人の方が優しいのかな~、それとも秦皇島の大学生に公徳心があったのか。

ウィルス駆除

2009-02-24 12:49:38 | Weblog
中国で感染したウィルス駆除がやっと終わって一安心と思ったら、セキュリティの設定が影響して、メール送信やブログへのログインが出来なくなってしまい更新が滞ってしまいました。

で何をしていたかといえば、“読書”。

船戸与一 『三都物語』新潮社2003
船戸与一 『夢は荒れ地を』文藝春秋2003
浅田次郎 『珍妃の井戸』講談社文庫2005
黄順興  『中国の21世紀』スクリーンプレイ1995
串田久治 『天安門落書』講談社現代新書1990
泉三郎  『堂々たる日本人:知られざる岩倉使節団』
溝口敦  『山口組四代目:荒ぶる獅子』
吉川英治 『新・水滸伝』
佐々木春孝『B29基地を占領せよ:10個師団36万人を動員した桂林作戦の戦い』
陳舜臣  『孫文』
            
中国では日本語の本は全然読みませんでした。
その反動ですかね?この際もっと読みたい。

今後もブログは続きます。

北京のホテル

2009-02-07 00:33:30 | Weblog
昨年12月に2泊したホテルは北京空港には便利でしたが、天安門まではタクシーと地下鉄を乗り継いで少し不便だったので、今回は出来るだけ紫禁城(故宮)に近い低料金のホテルを探しました。

そのホテル、料金は218元で場所は王府井まで歩いて5分、紫禁城にもとても近い。

ホテルの前から紫禁城の東華門までこの距離。天安門も歩いて10分ちょい。


外観はこんな感じ。
最初通された部屋は少し狭くシャワーだけでしたが、エアコンの調子が悪かったのでクレームをつけたら他の部屋に移されました。
右の樹木が二股に枝分かれしたあたり、道路に面した二階の部屋です、シャワーだけでなくバスもあったのでラッキー!
繁華街の近くですが夜はとても静かでした。





景気

2009-02-06 01:05:40 | Weblog
世界中の景気が悪化して、お先真っ暗としか思え無いようなニュースばかりです。
中国も多くの工場が閉鎖して、解雇された出稼ぎ農民の問題が話題になっていました。

株や不動産で儲けていた人達も今は困っている様です。
配偶者の親戚で桂林で不動産開発会社を営んでいる人がいますが、やはり資金繰りにこまっていました。
彼の会社は桂林で一番の馬鹿でかい広告を繁華街のビルの外壁に出していました。その広告費用は年間35万元でしたが、今年は取り止めたそうです。

しかし市区住人の一般生活はそんなことはどこ吹く風、春節の間の消費指数はすべて前年度比プラス。
旅行、買い物、飲食など消費がどんどん伸びています。
桂林も正月のデパートは買い物客が溢れ、レストランは満員でした。

桂林から北京へ向かう飛行機も満員です。


日本も経済の悪化ばかり報道しないで、円高のメリットをどんどん報道すればよいのに。

2006年度の統計によれば、日本の輸出依存度は14.9%、輸入依存度は13.3%に過ぎません。差し引きすれば、貿易により引き上げられているGDPは、たった1.6%です。

中国はそれぞれ36.9%、30.1%、6.8%、ですから影響は日本より大きいはずですが一般庶民は元気です。

日本の経済は内需に支えられたもので、海外に生産基盤をどんどん移してきた企業がいくら損をしようが我々とは関係ないです(独断で~す)。

だから庶民に心配ばかりさせる報道は日本の経済をどんどん萎縮させるだけなのに日本のメディアはなんだかおかしいぞ!

久し振りに日本のテレビを観て感じることは、バラエティー番組の酷さ、報道番組の偏向、なんだか日本社会の足を引っ張るのが使命みたいです。


どこかで見たような

2009-02-05 00:05:38 | 桂林
最近の事情はよく知りませんが、以前電車内でアパグループのチョット不気味な女社長の顔写真がでかでかと載った広告をよく見かけました。

それを思い出させるようなこんな広告が桂林の目抜き通りにずらっと並んでいました。


下に小さく「○○形象設計有限公司」とありますが、この写真の女性はそこの首席設計師。
自分の顔を出したいだけのようです。

広告代は幾らだったのでしょうか、悪趣味な方はどこにもいるんですね。

北京のタクシー運転手の生活

2009-02-03 23:40:25 | Weblog
北京のタクシー運転手から聞いた話を忘れない内に。

同郷の友人と二人でタクシー会社から営業車を月6000元で借り、ガソリン、検査費は自分達持ち。(会社は車をローンで購入して運転手に貸せばリスクなし。そういえば韓国の「現代」車が多かった)
二人12時間交代で24時間営業。
ひと月の収入はオリンピックの時期は4000元ほどだったが、現在は2000元そこそこ。

自宅は北京から高速道路で30分、一般道路で1時間ぐらいの場所にあるが、仕事のため友人と二人で北京に寝るだけの小さい部屋を借りている、その家賃は月300元。
自炊はせず外食のみ、一食10元以下で安い麺類ばかり食べている。
タクシー運転手の7割は北京市以外の出身。

自宅は100㎡で20万元、現金で購入。友人親戚間で「講」のようなものがあり無利子でお金を借りた。
子供は幼稚園児だが食事代を含む一ヶ月の費用が1000元。(大学以上!!)
もちろん共稼ぎ。

配偶者はタクシーに乗り込むと必ず何やかやと運転手に話しかけます。運転手も話し好きが多いですが、結構立ち入った話を聞き出すのが上手いです。


帰国しました

2009-02-02 23:30:41 | Weblog
偶然ですが2並び、2月2日22時に帰宅しました。

北京→大阪は2時間半程でしたが、前日の桂林→北京は3時間。
移動時間はそんなに長くないですが、飛行機の旅行はその前後が長い。
あ~疲れた。

今後は写真、資料を整理しながらもう少し中国の記事を続けようと考えています。