日本光学、いまのニコンの8cm屈折望遠鏡です。ニコンはアマチュアの天体望遠鏡から撤退し、接眼鏡をのぞき、現在は製造していません。この8cm鏡筒を初めて見た時は、その造りの重厚さに驚きました。他に比べ肉厚の厚い鏡筒が、使われています。対物レンズも、セミアポと言われており、良く見えます。さすが、ニコンだと思います。
同架している赤道儀は、高橋の90S赤道儀です。現在は惜しいことに製造されていません。強度も充分な上に、鏡筒バンドを付け替えることができるので、いろいろな望遠鏡を取り付けることができます。架台は高橋だと言われるのも判る、良い赤道儀です。モータードライブ付きですが、手動でも動かすこともでき、電池が無くなっても大丈夫です。ニコン8cmは鏡筒径が直径100mmですので、上のような他社製のものも使用できます。