Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

フィアット X1/9 ラジエターパイプを点検すると・・・。

2014-02-12 20:06:41 | フィアット X1/9


2月12日(水)、神戸出張から帰ってきました。
今週もハードなスケジュールが続きます。

さて、FKRのブログによると、X1/9のラジエター周りの作業がスタートしました。




「この蛇腹ホースが気になっていました」と奥富さんのコメントです。
本来パイプの部分なのですが、切断して蛇腹ホースを繋いであります。
つまり、ラジエターとパイプの詰りなどのトラブルが過去にあったと言う痕跡です。
蛇腹ホールは、アメリカのX1/9のアフターパーツで販売されてはいますが、果たしてこのパーツがそれかは定かでありません。




ラジエーター本体は以前に張替えられているようですが、いつか分かりませんし、
ここはコア増し張替えをお願いすることにしました。





ボディ側のパイプが朽ちたため、このようにしたようです。
漏れてはいませんが、このままというわけにもいきません。
結果的にはパイプの詰りの応急処置と考えた方が正しいかもしれません。





蛇腹ホースとの接続用になっていたパイプは、撤去した部分を使って加工された感じです。




前オーナーが取り付けたバイク用のウインカー付のバンパーのダンパーも外しました。
かなり、スッキリしました。
かっこ悪いと思ってましたので、良いですね。





電動ファンは交換対象です。
ハネを触るとボロボロと割れていきます。
こういう所も経年劣化です。
死ぬ寸前って感じですね。
朽ちた車両を再生するのは、面白いのですが、かなり逝ってますね。(苦笑)




パイプの中に何か発見!!!



な!何が出てくるのか?




正体不明の物が入ってました。
手術中に体内にメスを置忘れたような感じですね。(怖い)




両側に入っていました。
そもそも何用のホースか不明ですからね・・・。
蛇腹ホールが動かないように入れたのかもしれませんが・・・。
この謎のワイヤーが更に詰りの原因になる可能性もあります。



蛇腹ホールの形状を保持する狙いかもしれませんが・・・。
パイプの詰りが再発する可能性が高いですよね。



接続していたパイプです。
けっこうキテますね。

※ 
ここまでブログを拝見して、FKRの奥富さんに電話しました。
パイプ製作でひき直しをお願いしました。
第2段階で、その作業をする予定でしたが、車検登録よりも先に、
危ないところは改善することにしました。



車体側はアルミパイプになっていますが、リヤ側を覗くと普通です。
カバーフロント寄りに加工の痕があるので、途中から継いでいるようです。
そこの接続部分は見えませんが、ちょっと怖いですよね。
いずれアンダーパイプの改修は予定でしたが、予定変更です。 
パイプは、新たに引き直し決定!



この写真の作業は、2013年1月に制作したパイプです
ステンレスで製作されたアンダーパイプです。
マフラーのような出来栄えですね。
このステンレス製のパイプを製作してもらう予定です。



純正より曲がりも抵抗が少なく、冷却経路の長いX1/9では有効だそうです。
特にポンプの能力が低いアイドリング時やキャビテーションの多い高回転での効率アップが望めるとのこと、この際やっておきましょう。
ヒーターパイプも問題ありですので、同様にひき直しです。
これで不安は軽減されます。



バンパーレスになりますので、ダンパーを加工して牽引フックを製作しました。
ローダーのお世話になる可能性もありますので、必要です。



写真のように牽引フックは装着です。
「京都のモスグリーンはストラップタイプのフックにしましたが、こちらはラジエーターまで外しましたし、元ダンパーを利用しました。」とのことです。
リヤも同じ感じにする予定です。

ブログネタの尽きない我がX1/9 1300です。
以前のオーナーさんが工夫して頑張ったのでしょうから、走れていたわけです。
でも、まぁ更に大切に乗りたいので、ラジエター&アンダーパイプ、ヒーターパイプ修理はここでやっておきます。
早く運転したい気持ちを抑えて、第1段階で基本整備は完璧にしておきます。





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