呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

知らなかった家庭用単相三線200V!

2016年07月17日 | 暮らしの雑事
日本の家庭用電源は100Vの交流で東日本では50、西日本では60ヘルツであることは常識で誰でも知っていますよね~

私の若かりし昭和の時代(終戦後)はよく家のヒューズが飛び中学の職業家庭科の授業でも
「ヒューズの交換程度は君たちでも出来るように・・」などと教わり、実際にもそうしていたのです。
だから当時の記憶そのままに(ヒューズは流石にサーキットブレーカーに替わったが)100V電源は今でも電柱から2本線で配線されているものとばかり思い込んでいました。

ところが先日台所のリフォームを計画しIH調理器を新設するに際し200V電源を新たに契約するのかと思って工事屋さんに聞いたところ現在ではすでに各戸に単相200V 電源が来ているというじゃありませんか!
どうも1980年代ごろからそのように変わったらしく、一応学校で電気工学を専攻した私としてはわが知識の古さと不覚さを大いに恥じた次第でした!

つまり現代の各家庭には電柱などのトランスの2次側からから200Vのペア電線とその中間タップ(アース)からの合計3本の電線が引き込まれていて今まで気づかないまま200Vの片側半分の100Vだけを使っていたんですね~


あらためてそう聞かされれば電化製品の増えた現代向けの極めて巧妙な方式でありIHやセントラルヒーティングのような200Vの大電力負荷も簡単に導入することが出来るわけです。

この年になって遅まきながらまた一つベンキョウになりました!!

(2016年7月記:図はいずれもWEBから借用)
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 銀杯草 | トップ | 終活?のリフォーム »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暮らしの雑事」カテゴリの最新記事