最後の日

至る所に歌声

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ところが

2015-06-03 11:19:49 | 日記






子供の好きな食べ物は、長い間カレーライスが不動の第1位をキープしていたが、
近年「すし」にとって代わって久しくなった。
それは、回転寿しなどがあちらこちらにでき、
手軽に鮓が食べられるようになったことが大きいだろう。

以前は、すしと言えば来客など、特別な時に出前で取るものか、
「おやじ」が酒を酌み交わしながらつまむものだった。
そして、自分だけいいものを食べているという後ろめたさか、
帰る時には、家族にお土産としてすし折を片手に帰るという構図があった。

すし屋は、その面では、ちょっと高級な社交場(?)でもあった。
今、回転寿しは街にすっかり定着し、
ファミリーレストランと勝負するような感じでもある。
すしネタも世界から輸入し、安さを競っているところがある。
定番ネタも少しずつ変わっているようだ。

昔から馴染みの魚としてあるのに、
すしネタにならなかったものにイワシがある。
今はすしネタとして市民権を完全に得ているが、
その昔は、地引き網などで簡単にとれるせいもあり、
低級魚とされ、食卓よりは肥やしにされたり動物のエサにされたりした。

ところが、この魚、かの紫式部には、たいそう好まれたらしく
臭いニオイのするイワシを焼いて食べているのを
亭主である藤原宣孝が
「臭い低級魚を食べるなど、、」と咎(とが)めたところ、

「日の本にはやらせたまふ石清水まいらぬひとはあらじとぞ思ふ」と、
平然と答えている。それは、
日本人なら、こんなおいしいものを食べない人はいませんよ!
という意味。
イワシは、「魚」偏に「弱」と書く。
ヨワシが、イワシになったという説がある。

さしづめ、紫式部であれば、
この魚に「弱い」というところだろうか?

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