「医は仁術なり。仁愛の心を本とし、人を救うを以て志とすべし。
わが身の利養を専ら志すべからず。天地の産み育て給える人を救い助け、
萬民の生死をつかさどる術なれば、医を民の司命という、きわめて大事の職分なり。」
「醫は仁術なり。人を救ふを以て志とすべし。」
など唐時代の陸宜公や貝原益軒の書物に出ており、
医術の究極の目的は
*人を安心させること、*人を死に至らせないこと、*人を助けること
であると記されております
最近家族の不幸な死に遭遇したのです
医者は患者の症状に沿って適切に投薬を処方します
製薬会社との協調で担当医は最新の薬を処方して患者に服用を指示します
重複した投薬や投薬された薬の相互作用で起こる副作用が軽視されてしまう傾向があり
投薬された一人の患者には副作用が重複し合い予期さしない症状が出るのです
人間には自力で回復しようとする能力があります
医者は安易に投薬処方に走らず、患者の自力回復能力を引き起こすように支援すべきです
医学の指向すべき方向はここにあるべきです
一般の普通人には口を挟めない特殊な分野ですから、
患者は医者の云う指示にただ従うしか道がないのです
患者の実態を一番よく知っておるのは先ず本人自身です
そしてそ親であり、子であり兄弟・家族なのです
医者の診断と知識よりも患者により正しい処方ができるのはこれらの人です
医者は彼らの熱い申し出・報告・希望を真摯に受け留めて処方に活用すべきと思います
[溶結剤ワ-ファリンに悩まされ続け
終末を迎えた妻の闘病記です(約80ページ)]
人には死に至る寿命があり、何時の日か必ず死んでいきます
その定まっている寿命を医者の助けと本人の努力で伸ばすのです
無駄な努力かも知れませんが伸ばそうと努力するのです
医者と製薬会社で患者の寿命をむやみに縮めないで欲しいのです
自分にとって有益だと信ずる努力を自分のために続けるのです
続ける事にはいくらかの苦痛が伴います
それでも続ける努力は自分にとって限りなく有益なのです
なんでも途中で投げ出さず続けることは心身の健康に有益を残してくれます
継続は力であり続けている自分自身にとって有益なのです
私は今もウオーキングと筋トレ、ストレッチを少しづつ続けており
年齢を越えて心身が健全です ただ感謝するばかりです
でも何時の日か孤独に [自分の死] を迎えるのです
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