『 人間は過誤を犯す動物である 』
これは私が戦闘機パイロットとして勤務していた時代に
よく云われていた言葉です
同種の過ちを他の人が次の日にまたも犯して同種の事故が発生してしまうのです
事故の真の原因を究明し、対策を講じ、
全員が間違いなく正しく対応をして犯しやすい人間の過誤を防ぐ必要があるのです
然し、これで全ての再発が防げるものではありません
原因を排除するために小から大まで設計変更や用途の必要な変更などの対策を
早急にとるべきだと思います
今回、多発している急発進の原因は運転者の老齢に依るものばかりではなく
若年者でも同じ過ちを犯す可能性は十分のあります 同じ人間ですから
しからば如何なる対策が考えられるかを考えてみました
現在のAT車のシステムを洗いざらい見直して、速度が30km位以下の速度では
加速が鈍足であるように設計変更すればこれらの事故の再発は皆無とは云えないまでも
半減以上の成果を上げる事ができると思います
市販されている車両は競技車両ではないので加速を際立たせる必要はないのです
初速の加速性能を競うより安全な車両を製造すべきだと思います
トヨタ、ホンダ、マツダなど自動車製造会社は現在世界に市場を拡大して
多額の利益を挙げております
ハイブリッド、EV、FV、自動運転等々と日々技術の進歩は留まる処を知りませんが
いったん立ち止まって先ず急発進による死亡事故を防ぐ対策に眼を向けて運転手、
事故受傷者の双方から悲しい家族が生まれるのを防ぐことに眼を向けて欲しいのです
これは車両製造会社の基本的な責任ではないだろうかと思います
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