【思いつ記】

かって大空で生きてきた若鷲も
老いた今は民間機と客船で地球の裏側も訪ね
見識を広める旅を元気に続けています

提言 - 24 [一瞬でも早く暴走事故防止対策を] (2019/06/05)

2019年06月05日 | 安全


 悲しいことに今日も福岡市で高齢者運転の車両が人身事故を起しました
 アクセルペダルの誤操作で重大人身事故が多発している昨今、
 同じ高齢者である私(83歳)は先日の池袋事故を見て怖くなり思い切って
 去る5月12日、購入間もない三菱ek-ワゴンを手放し、断車生活に入りました
 その後の生活には想像以上の不便を痛感しています
 市の巡回バスを利用して不自由ながらも市内の移動は可能ですが、
 一途に高齢者に断車と免許返納を督促するだけでなく、
 進んで断車と免許証返納するような環境を造って欲しいのです
 事故の主因である発進時急加速・暴走を起こしにくい車を造るように
 車の製造会社を行政指導して欲しいのです
 (1)、高齢者に安易な断車奨励をしないで欲しいのです
   車の無い生活が無理な地域もあります
 (2)、急加速性能を重視した車は一般車には無用です
 (3)、運転免許証返納手続きを簡便に
 (4)、タクシー、公共交通の便利な利用と公的な支援
 (5)、巡回バス利用者に便利な運行計画
 (6)、隣接都市と巡回バスの便利な連携と共用
 (7)、その他

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提言 - 23 [多発する急発進事故を防ぐために] (2019/05/25)

2019年05月25日 | 安全


『 人間は過誤を犯す動物である 』

これは私が戦闘機パイロットとして勤務していた時代に
よく云われていた言葉です
同種の過ちを他の人が次の日にまたも犯して同種の事故が発生してしまうのです

事故の真の原因を究明し、対策を講じ、
全員が間違いなく正しく対応をして犯しやすい人間の過誤を防ぐ必要があるのです
然し、これで全ての再発が防げるものではありません
原因を排除するために小から大まで設計変更や用途の必要な変更などの対策を
早急にとるべきだと思います

今回、多発している急発進の原因は運転者の老齢に依るものばかりではなく
若年者でも同じ過ちを犯す可能性は十分のあります  同じ人間ですから
しからば如何なる対策が考えられるかを考えてみました

現在のAT車のシステムを洗いざらい見直して、速度が30km位以下の速度では
加速が鈍足であるように設計変更すればこれらの事故の再発は皆無とは云えないまでも
半減以上の成果を上げる事ができると思います

市販されている車両は競技車両ではないので加速を際立たせる必要はないのです
初速の加速性能を競うより安全な車両を製造すべきだと思います
トヨタ、ホンダ、マツダなど自動車製造会社は現在世界に市場を拡大して
多額の利益を挙げております
ハイブリッド、EV、FV、自動運転等々と日々技術の進歩は留まる処を知りませんが
いったん立ち止まって先ず急発進による死亡事故を防ぐ対策に眼を向けて運転手、
事故受傷者の双方から悲しい家族が生まれるのを防ぐことに眼を向けて欲しいのです
これは車両製造会社の基本的な責任ではないだろうかと思います




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提言 - 18 「観光バスのシートベルト装着状態の確認法について] (2017-02-22)

2018年02月22日 | 安全


[着用申告]の確認でなく[ライト]の確認を可能に


 先日、高速道路を走行中の観光バスに反対車線を走行する乗用車が分離帯を
飛び(乗り)越えてサカサマの状態で観光バスに覆い被さってくる大きな交通事故が
発生しました
 運転手とバスガイドは偶然にも夫婦だったそうで2人は協力して絶えず乗客(お客さん)にシートベルトの着用を
 厳しく督促し、全員がそれを守って着用しており、ベルトの着用効果を
いかんなく発揮したそうです
 高速道を走行中の観光バスに反対車線から乗用車がサカサマ状態で
飛び込んで来ることなど誰も予想していない
 事だったのですです
 こんな突発事故にも一人の死者も出なかったのは乗務員がシートベルトの着用を
徹底したことと乗客全員がその指示を守ってシートベルトを着用した結果だったのです

 ツアーで観光バスに乗ると発車前に添乗員んがマイクでその着用を徹底しますが、
走行の途中には監視されていません
 乗客全員のシートベルトの着用状態を走行中も常時添乗員やお客さん同志が
監視できるようにしていること交通安全を保つ上で重要であり必須の事だと思います
 ぜひともこのように改善して欲しいものです
 バスの製造会社での設計段階でこの思想を採用して観光バスを改善して欲しいと思います

 乗用車では各座席のシートベルト着脱の状態を運転席で常時確認でき
着用を徹底することができます
 特に観光バスでは交通安全のために走行中のシートベルトの着用を
法律で規定しておりますが
 着用徹底・確認の方法は完全とは言えず不十分のままです
 旅客機のシ-トベルトについても同様のことが云われます
 簡単なメカニックを設計・製造に採用することで容易に徹底でき、
最悪事態に遭遇しても
 人名事故の被害の局限化が図ることが可能になります
 政府・国交省の積極的なご一考をお願いします

 僭越ですが必要ならば小生が設計に一助をすることを厭いません


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提言 - 08 「交差点の横断歩道改善で事故減少」 (2016-09-19)

2016年09月19日 | 安全
普通車を運転する私も交差点を左折する時、
左方から交差点に走りこんで来る人や自転車が自分に衝突してこないかと不安になります
彼らは車の運転手が自分をしっかり確認して運転しているだろうと思い信号も優先なので突進するのです
乗り合いバスに乗っていると運転手は左に少し頭を振った処で必ず一旦停止して左後方から来ないことを確認して進みます
右側にある運転席からは左後方から急いで突進して来る自転車や人は視界に入り難いのです
一旦停止して確実に安全を確認しているのですが
見ていて大変な事ですがそれでも完璧とは云えない状況です
この状況を改善する為に提案します

第一の対策は
横断歩道の設置位置を中央から4mくらい外側にずらして設置するのです
この移設で運転席から横断する人や自転車が横後方からではなく正面近い位置になり見え易くなり、
車が左折してから正面に見られるので視界が広いのです
歩行者、自転車は直進よりも合計8m長く歩くことになりますが大事故に遭遇するより安全が確保される方を選ぶべきです

交通法規の規定では何かにつけて自動車より人や自転車に優先権があるように保護されて決められており、判定されます
それはそれで正しい事だと思いますが事故に遭遇して負傷したり死亡する敗者は全て人や自転車なのです
事故の後にどちらが譲るべきだったかを論ずる前に弱い立場の人や自転車が事故に巻き込まれない方策を優先して考えるだと思います
歩行者は交差点を真っすぐに進んで行ける近道を好みますが横断歩道を少し(4mくらい)ずらして
運転席から確実に視認でき安全に運行してもらう方が安全でうれしいのです


[ビル街の交差点の歩道]

交差点に来てフラッシュする前方の青信号を見て安全の確認もなく急いで直進する自転車や歩行者が
左折してきた車両に巻き込まれる事故に遭遇するのです
僅か8m多くなるだけで安全が大きく改善されるのです
特に下り坂の歩道では横断歩道で止まれず進入してしまうのです
車との衝突事故に遭遇し命を落とした人がいかに多いかを考えると是非とも改善して欲しいものです

 

 [現在の交差点の構図]

 
  [4mずらした改善提案の構図]

交差点での横断歩道の位置を4mずらすことでこのような衝突事故は激減する筈です
運転手も安心して左折操作ができ、歩行者が事故に巻き込まれる可能性は削減だきます
歩行者は歩く距離が少し増えても無事故で道路を横断できる方が嬉しいのです
そして交差点角には高く強度な[フェンス]を設置して曲ってくる車から歩行者を防護します


第二の対策は
交差点以外の見通しの良い場所に設置されている横断歩道での事故が各地で多く発生し大事故に至っています
見通しの良い場所でも一寸わき見しての人身事故が多発しております
減速しないまま侵入する車と左右の安全確認を欠いて不意に路上に飛び出す人や自転車(特に児童など)の双方に責任があります
横断歩道手前数メートの適当な処に前方に横断歩道があることを運転手に知らせる標識、標示と感覚に訴える路面の盛り上がりなど設置し、
厭でも気付かせ、減速して通過させる手段を採用して欲しいのです
先を急ぐ運転手にとっては受け入れ難い事でしょうが事故に遭遇して人生を台無しにするより無事に通過できる方が早いことになるのです
高速で通過しやすい場所にこのような処置を全ての道路に導入することは安易で是非とも検討して欲しいものです

第三の対策は
交通安全について車両と人との関係について人の単独事故やそれに類似した事故を除いて
多くの場合、弱い立場にある[人]を過度に保護し、強い立場の[車両]に過度の責任を課し、直ちに手錠をかけて逮捕する傾向が強いように思われます
その前に誰もが守るべき法規があるのです
法律で課せられている義務に照らして判断し、次に弱い立場にいる人を保護するべきと思います
法規を守らない事は歩行者や自転車の人も、車の運転手も同じレベルで判断されるべきと思います
次に個人の判断能力(成人か児童かなど)などで判定が加減されるべきだと思います

第四の対策は
最近頻発している高齢者が運転するオート車でアクセルとブレーキの踏み間違えによる人身大事故多発です
先日、横須賀で50歳台の男性の運転する車が5階駐車場からフェンスを打ち破って地上まで墜落し
同乗の母親と夫婦と2人の子供ら5人が犠牲になる事故がありました
高齢者の事故発生率が高い事は事実ですが、直ちに高齢者の免許返納の推奨に結びつけには疑問を感じます
車両製造会社は高齢者の運転に適した車の開発とその車の使用を義務付け推奨することで事故を減らすことが可能です
前後方向への発進など停車など低速時からの発進は加速率を下げる仕組みの導入
間違ってアクセルを一杯に踏み込んでも急発進、急加速しない装置
間違って加速しても乗り越えられない車止め(強度、高さ)の設置
高齢者は
 小型車、低加速車、低速車、マニュアルシフト車、普通道のみの運転免許
に限定する手段なども考えられる
高齢者は普通人よりも通院や買い物など隣り近所への移動手段としての足が必須なのです

第五の対策は
現在、高齢者は特定のワッペン(落ち葉マーク)を貼付するだけの現状では全く不十分で、
車両を黄色など目立ちやすい特定の色に塗装し、他の運転手や歩行者が容易に識別し確認できる手段を採用する
交通事故防止について思い付くことを列記しましたが参考にして下さい



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