ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

5月22日、295回目の「火曜行動」です。

2018-05-22 16:09:58 | 火曜日
暑くも寒くもない丁度良い気候です。今日は70階段を上り府庁前に向かいました。











まさしく新緑の5月です。こんなにくねくねした大木もあるんですよ。大阪城公園内には、、、











府庁前到着です。





古賀さん提供の宣伝カーです。








今日のレポーターはハルモニ会の長老ー横道昭子さんです。





写真撮影は年齢不詳の松尾和子さんです。今日もよろしくお願いいたします。





長崎由美子さんのアピール始まりました。


☆長崎さん

子どもたちが笑顔と夢を取り戻し、安心して学べる様に、私たちは毎週火曜日、ここに立ち訴えてきました。
ここには朝鮮学校の保護者の皆さんや日本人の皆さん、たくさんの仲間が集まっています。


最も多くの在日が暮らす自治体として、大阪府と市は長い間、朝鮮学校に補助金を出してきました。
しかし、橋下知事の教育への不当な介入で補助金が打ち切られて、6年が経ちました。
自治体は差別から守るのが役割のはずですが、今もって補助金は再開されていません。


4月26日、南北朝鮮首脳会談が行われました。
各朝鮮学校でも、平和と統一に向けて大きく舵を切った瞬間を同時上映で鑑賞し、喜びあいました。


6月12日には朝米首脳会談が予定されています。
東アジアが大きく舵を切ろうとしている時に、日本だけがソッポを向き続けている。
拉致問題や制裁と圧力しかなく、まともに外交が成立していません。


拉致問題では見過ごすことの出来ないことが行われようとしています。
公立小中学校で「拉致啓発チラシ」を配布し、5大紙に折り込みを配布もすると大阪市長が記者会見で発表しました。


小中高校には本名を名乗っている生徒も、通名ですが朝鮮半島にルーツも持つ生徒も学んでいます。
その子ども達が、どんな思いで、配られた「拉致啓発チラシ」の話を聞たり、見たりしなくてはならないか、考えてみてください。
矢面に立たされる子どもたちのことを考えてください。
子どもたちの間に、大きな火種を持ち込むことなります。
せっかく仲良くしている子どもたちの間に、新たに差別や断絶を生むことになるのです。


拉致のことについて、痛みが一番わかるのは、自らも離散家族を抱える在日の人たちです。
だからこそ真の解決を望んでいます。
しかし、会話と交流を続けることにしか解決はない、決して圧力では解決できません。


朝鮮学校の公開授業に案内した、立命館大学と上智大学の学生さんは、「朝鮮学校のことを良く知らなかった。もっと知りたい。そして交流していきたい」と地元の朝鮮学校と交流を始めています。
また一緒に案内した牧師さんは、教会の説教で朝鮮学校のことを話されました。
この様にフィルター無しで真摯に向き合ってくだされば、きっと理解が得られると改めて希望をもちました。


「拉致啓発チラシ」配布について、無償化連絡会・大阪は5人のオモニたちと共に大阪市に抗議に行きました。
大阪市は、なぜ在日の人々が日本で暮らすようになったか、その歴史をしっかり教育現場で教えていただきたい。
新たな対立や差別を生む「拉致啓発チラシ」の配布を考え直すよう要求します。









今日は南大阪から大勢来ておられますね。










宣伝カーも出発します。









歌舞団の舞姫です。






今日は中山さん出張でイケメン三銃士ではありません。




いつもキリッとしている朴さん。














アピールです。



⁂大阪朝高オモニ会の方

わたしは大阪朝高生の保護者です。

吉村市長の定例記者会見で出された「拉致啓発チラシ」の配布差し止めを求める申し入れに行ってきました。

行政がいじめや差別を煽っていいのか。ヘイトではないのか。絶対に配布を止めてくださいと申し入れをしました。

万博の開催を望む大阪が、こんな差別をして良いのでしょうか!

わたしたちは大阪府民、市民として義務を果たしているのに、当然の権利から除外されています。

「拉致啓発チラシ」の配布は絶対に止めてください。








先日抗議に行かれた時の代表の方々です。






いつも宣伝カーに乗ってくださるウグイス嬢こと西風さんです。お名前も爽やかですね。







キャンディおばさんことちょぐっすんさんですが、太陽光線を浴びると皮膚に炎症がおきるので自重していらっしゃいます。










長崎さんが繋ぎます。

☆長崎さん

通学電車で朝鮮語の教科書を堂々と読めない。チマチョゴリで通学できない。
初級の女の子が中年男性から「朝鮮に帰れ」と言われた。こんな状態が続いています。


高校無償化や補助金交付を求める声明を出した全国の弁護士会に対し、ネトウヨと言われる連中から大量の懲戒請求が送られて来るという事態がありました。
弁護士会では全請求者に対し法的措置をとるとしています。
かれらネトウヨは50代60代が多かったそうです。
日本の植民地支配の歴史をある程度学んできた世代にも拘わらず、です。


「拉致啓発チラシ」配布は、行政がやっているのだから、我々も差別をしていいんだと大きく刷り込まれていく役割をはたします。
教育現場に政治利用を持ち込まないでいただきたい。








伊関さんのアピールです。

☆伊関さん

「平和の糧」の伊関です。

5月20日、能勢の田んぼで子どもたちと田植えをしてきました。
今年で22回目になりました。
阪神淡路大震災の時、共和国から義援金が贈られてきました。共和国も大変な時期だったのですが・・・。

お返しに何か出来ないかと考え、お米を送ることに決め、田植えを始めました。
共に汗を流し米作りをして頑張れば、きっと統一の日が来ると願ってきました。

その後、経済制裁で共和国にお米を送ることが不可能になりましたが、給食やバザーで使ってもらおうと朝鮮学校に贈るようになりました。

今、やっと平和と統一へ、大きく大きく動き始めています。

特に在日の多い大阪にあって、大阪の経済に在日の果たしてきた大きさを考えてください。

差別や排除の先に発展はありません!

これは大阪だけの問題ではない。日本の発展の問題でもあります。

どうして未来の発展に向けた、平和なアジアを目指した、包括的な外交政策をとれないのか! 
重ねて言います。差別と排除の先に発展はないのです。

泥んこになって子ども達と田植えを楽しみました。
日朝友好、草の根運動の素晴らしい一日でした。

これからも頑張りましょう!






火曜バンド積極的に演奏を続けています。










宣伝カーが回って来ました。







朴さゆさんが館山さんにインタビューされているようです。













☆竹本さんのアピール

「ピースおおさかを取り戻す会」の竹本です。

ピースおおさかリニューアルの情報公開裁判は、一審で敗訴しましたが、二審では5万円の賠償命令を勝ちとることができました。

日本人の多くは、なぜ朝鮮学校があるのか知りません。
勝手にやって来たと思っています。
日本と朝鮮の歴史を正しく教えられていないからです。

南京、沖縄戦も同じです。正しく教えられていない。

松井知事はピースおおさかの展示は自虐的だったから撤去、リニューアルした
と言います。
明らかに府の条例に違反したリニューアルです。

リニューアルの経緯や裁判を取材し、良心的に報道し、森友問題も積極的に取材していたNHKのA記者を、大阪NHKは本人の意向を無視して人事異動を行おうとしています。
NHKに抗議に行きました。

良心的な記者やドキュメンタリーをつくる人を、都合が悪くなれば切る。
このNHKに対し、これからも抗議をしてきたいと思います。








肺炎で二週間近く入院されていた森本さん、完全復活のようです、良かった❣️






この三線姿が見れなくて寂しかったです。














KCC会館の李さんです。





宣伝カーです。


















南大阪の保護者たちがアピールと歌を歌ってくださいました。


☆オモニ

私たちは南大阪在住で、子どもたちを南大阪初級、東大阪中級、大阪朝高に送っている保護者です。
今日は共生社会を築くためにみんなで歌って、シュプレヒコールをします。

♪ 声よ集まれ、歌となれ ♪

1.どれだけ叫べばいいのだろう
    奪われ続けた声がある
    聞こえるかい? 聞いているかい?
    怒りが今また声となる
 ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ、、、








南大阪の校長先生アピールです。


☆南大阪初級 校長先生

みなさん 久しぶりです。

学校のある日に府庁前に来るのは正常ではないのですが、来ざる得ない状況になっております。

私も日朝友好の田植えに行ってきました。

私も大阪府民、大阪市民です。
今、何故拉致の問題か。この時期の大阪市の行為に、悲しい思いです。

多角的な教育をしなさいと指示があって、うちのハッキョでも、拉致の問題をやらざる得なくなり、やったことがあります。

「朝日ピョンヤン宣言」には日本植民地支配の不幸な過去の清算をし、前に向かって進むことを謳っています。

大阪府の旗も大阪市の旗も勢いがありません。

差別や排除のない元気な大阪にもどっていただきたい。









大村和子さんもアピールです。


☆大村さん

日本人として、なぜ今、拉致の啓発をするのか理解できません。

まだまだ偏狭な世論に支配されているとは言え、朝鮮半島の平和と統一への動きで、共和国に対する世論がこころなし良い方向に変わりつつあります。
大阪市の拉致の啓発は「やっぱりな~」という雰囲気をつくり、それがハッキョに向かっていく。それが心配です。

吉本市長は、フィリピンの慰安婦像が重機で壊されたように、サンフランシスコの慰安婦像(平和の像)も重機で破壊し撤去するようツイッターで要求しているのです。
その人権感覚に人格を疑います。

朝鮮学校補助金を血税と言い、一方で莫大な税金を使って拉致のチラシを配布するとは許せません。この行政のやり方はおかしい。

これからも続けて追及していきましょう! がんばりましょう!

今日は素人ですが私が最後の歌をうたいます!









さゆさんが撮影を続けています。体調は大丈夫ですか?






最後の歌は大村さんの音頭で「勝利のその日まで」





















駐輪場での申し送りです。





























宣伝カーに乗ってまだまだ活動される古賀さんと西風さん、お疲れ様です。






緑があんまり綺麗ので心を癒されながら歩いて帰りました。










来週も頑張ります❣️







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2 コメント

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Unknown (とらじろう)
2018-05-23 22:49:30
誤字を見つけました。大阪朝高オモニ貝になっています。ところで、大阪城公園は緑いっぱいみたいですが伐採もかなり行われているようです。あおむらさきさんのTwitterによりますと、「大阪城公園が指定管理者の管理になった2015年4月以降の三年間で、商業施設建設のために伐採・新植した樹木の本数(低木・草花は含めず、切株・枯株の伐採も含めず) 伐採=1174本、新植=238本。これに年間維持管理分を足すと総計は、伐採=1280本、新植=228本」となるそうです。桃園の桃の木も切られていたおもいます。遊べて寛げる"パーク"を目指しているのでしょうか。
トラジロウサンヘ (ニョニョ)
2018-05-23 23:44:00
ご指摘ありがとうございます、昨日12時直前にレポートが来たのでもう一度読み直す元気がありませんでした。
確かに大阪城公園内が変わりつつあります、あちこちで木が伐採されレストランなどがドンドン建設されています。自然を残すというよりは商業化へと進んでいるのでしょうか、胸が痛みますね。

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