大笑い・・・

Ｈａｒａさんの「プチ五月病」疑惑から、２人に何か注意をするとき

「怒ってるんちゃうしな？」

と言葉の頭にくっつけるようになった。

その“クッション”がどれくらい彼女たちの“傷み”を
和らげてるのか、はたまた
なんの緩衝にもなっていないのかはわかんないけどね

毎日なにかしら「注意しない」わけにはいかないんですよ
「ココまで出来て、初めて“仕事”っていうんだよ？」
というのは、職場の先輩であり年長者である私の役目なんだもの。

これから未来がある、彼女たちのためにも！

というのは、タテマエ。

これから先、どこかの支店に行くことあるかもしれない。

これから先、ココを辞めてアナタの街の薬局に勤めるかもしれない。

これから先、結婚して母親になってＰＴＡに参加するかもしれない。

そんないろんな未来てんこもりの彼女たちが

ウチ出身だってバレたら、

ウチが恥かくじゃないのさ！（生本音！）

支店に行ったら「ちゃんと教育しとけよ～～～」ってなるやん。
ヨソに行ったら「そんなんで勤まるよーな職場だったんだ」ってなるやん。
一般的に見て「薬局って、こんな頼りなくてもＯＫなの？」ってなるやん。

※ひとつめのが一番恐れていること。

というわけで、仕事というのは「速くて、丁寧」なのが

理想なんデスヨ、というのが本日の小言。

Ｍｏｃａちゃんが、薬情を四つ折にするのが

めちゃめちゃ遅い

のを、この３ヶ月気にしていた私。いずれは直るだろうと思って
放っておいたのだけど、４月から

調剤明細書（Ａ４）も出るようになり、

作業は倍。でも、それを前と同じ時間でするのがプロってもんで。

しょーもな！！と思うなかれ。

どれくらい遅いって投薬済んで、会計済んで、あとはソレを渡すだけ・・・という

「Ｍｏｃａ四つ折待ちタイム」

が出来てしまうくらい、遅い。めっさ遅い。

それがＹＡＪＩＭＡさんも私もすぐにイラッとくるので
どちらかがＭｏｃａちゃんより先に紙を取って
シュッシュと折ってしまうことが９割９分９厘ほど。

これまでにも「左手でこう取ったら、ある程度半分に折れるんだし
それを指先でクルっと、で、右手の人差し指を、な？」みたいに

紙の早い折り方を実践伝授（悲しくなってきた）

したこともあったんだけど、それでも遅い。

そう。なんでシュッシュといかないんだ・・・？

そこで今日、Ｍｏｃａちゃんの手元を改めて観察。

見切ったぁああ！！！！！！

わかりました。左手が完全にお留守。

さらには、右手で折り目を付ける際にも

まるで厚紙を折るように、手のひらで紙を折っている！

※どう表現していいか、わからん。厚紙というか紙粘土を折る（？）
ときの手の動きというか・・・？手がふわっふわな動きなんです。

指先が切れるのを怖れてそんな折り方になるのか、実は指が不自由だから
そんな動きになるのか・・・と聞いたら

どっちでもなかったので、注意。

「右利き、左利きドッチでもいいけど、片手には指が５本あるんやから
もーちょっと器用に紙が折れんもんかね。
いまのＭｏｃａちゃんの手の動きはな・・・」

と、彼女とまったく同じ手の動きで紙を折ってみせた。

すると、Ｍｏｃａちゃん、

大爆笑！！

まさかこの状況で爆笑するとは思わなかったのと、
彼女の爆笑してる顔を初めて見たので

ものすごくビックリしたのはＫＯＺＯＨのほう

かなりのツボヒットだったらしく、２分くらいしゃがみこんで
笑っているＭｏｃａちゃん。
私のモノマネ（？）がよーっぽど「私だ！」と思って嬉しかったのか？

「ほんまですね。私、たしかにそんな折り方です！」

とヒーヒー笑っている。

あまりに笑うので、思わず釣られて笑ってしまった

結局・・・たぶん・・・わかってくれたんだとは思うんだけど
笑いが褪めたあとで、ふと思ったこと。

笑いどころが、違うんでないかい？

なにもアナタを楽しませようとしてマネしたわけじゃなくってさぁ・・・
紙の折り方からして注意を受けてる時点でどーよって話でな？
「みんなと同じ作業をしてて、なんで私だけこんなに遅いのかな」って
フツーはこの３ヶ月で気づくべきところを、指摘されてるのも
社会人としてどーかと思って、な？

言葉にならない思いがあふれる今日の事件。