■門前薬局KOZOH■

管理人は某クリニック門前薬局の事務15年め。
『門前の小僧』のしったかぶり日記です。2009年登録販売者資格取得。

盗み聞きしてごめんなさい

2010-06-03 | 御私事(おしごと)

MocaちゃんやHaraさんのことばかり書いていたので
報告していなかったのだけれど、実は先々週に

「ペアお食事券」なるものが当たりまして、v(o゜ェ゜o)ピーチュ

いつもゴチになってるリカ嬢を誘って、行ってまいりました。

  

 

  (*´ω`)うまー(´ω`*)

懸賞プレゼントのごはんなので、全然期待していなかったのだけど、
一切手抜きなしすばらしい。さすが老舗(の支店)。
値踏みをするなら・・・1人2500円くらい??

懸賞で「エステ券」とか「最新家電」とか「コスメ」とかも
応募してるんだけど一切当たったことないのに。とりあえず
「たべものの神様」には愛され気味のKOZOHです(笑)

気分が良いので・・・というか、良くても悪くても

  

お茶+甘味タイム( ´・∀・)ジョシのたしなみです(・∀・` )ネー

彼女はこのブログを読んでくれているので、職場での愚痴にも
「最新情報」がなく、会話が停まりがち。
でも、ま、美味しいもん食べて静かにボーっとするのもいいもんです。

と、思ってたら隣の席に男1、女3のグループが着席。
どうもこの男性は「営業」らしい。「このたびはお話できる機会を
作っていただきありがとうございます」みたいな挨拶から始まってた。

テーブルの感覚が結構狭かったので、訛り全開の

ジャ●ネットタ●タみたいな営業トーク

が丸聞こえ。どーも「名もなき化粧品」の販売、らしいのだけど

ものすごアヤしい!

どれくらいアヤシイかと言うと

「この化粧水、本当は薬事法でひっかかるんですよ・・・

でもね!?そうならないためにワザと!ワーザーと

微量の保存料とか添加物を入れてあるんです。

そうしないと、コレ「薬」になっちゃいますから。

一般的な化粧水に、ここまでの効果はまず無理ですからね~。

シミ、シワ、これ全部お肌の病気ですからね?」

ここまでの会話だけでも十分逮捕できるんじゃないか?と

思うのだけど、続いて「顔用パック」の説明に入り、

この男が声をひそめる(でも店の中が静かなので丸聞こえ)。

「このパックね・・・絶対使用時間守ってくださいね・・・?

10分!!コレ超えちゃイケません。それだけ効果がいんです。

10分で充分なんです。ま、そこが特許って言いますかね・・・?(誤魔化し)

(女1が質問)え?10分超えると・・・?いい質問ですね。

皮膚呼吸が止まっちゃうんですよ。

いわば、酸欠。10分超えることによって、シミ、シワが悪化します。」

ドッヒャ―――∑(゜∀゜」)」―――!!

すごい!ここまできたらスゴイ、としか言いようがない。

よくもここまでインチキトークが炸裂できるもんだな、おい。

いやぁ、ソチラさんもオシゴトですから大変なのはわかるんですが、

(゜Д゜)皮膚呼吸止まるパックて!

冬眠中のカエルにパックしたら死ぬということは解ったけど
「女1」はどう見ても人間だと思う。

そもそも真顔で「皮膚呼吸」という言葉を発したヒトを見たのは

高校の生物Ⅰの中村先生以来です。

つーか、それ、もう、「パック」じゃないから。

この男が営業ボス、女3人のうち、どーやら1人は男の部下。
残り2人のうち1人は既に顧客、それで紹介されて来たのが
このインチキ営業トークを浴びせかけられてる女性(30歳前後?)。

ただひとつの救いは、この「女1」が明らかに

胡散くさっ!

という表情で聞いてること(笑)

シッカリ話を盗み聞いていたのは私だけじゃなかったようで、
この「皮膚呼吸」発言の数十秒あとにリカちゃんが、

( ゜艸゜)・;'.、ブフッ と吹いたではありませんか。

しかも、私のほうを向いたままで「マジで?」と言って腹を抱えて笑っている。

やべぇ・・・アッチ向けないけど、インチキ男がコッチ向いて
睨んでるっぽい・・・。

しかし「顧客だけに聞かせる、ここだけの営業トークを聞かれた」ことへの
怒りか「インチキってバラすなや~~」という怒りかはわからないけど

とりあえず、逃げようε=ε=ε=ε=┌(;´゜ェ゜)┘ε=ε=┌(;´゜ェ゜)┘

会社の名前は聞き取れなかったけど、あれ、たぶんマルチ商法くさいなぁ。
倒産するのが早いか、逮捕されるのが早いか・・・。

さっきまで雷鳴ってどしゃぶりだったのが嘘みたいに、晴れ。

ごはんだけでも十分ネタになると思ってたのに、このインチキトーク。

ブログの神様にもちょびっとだけ愛されているようです(笑)


特攻Moca

2010-06-03 | 管理人の日記
Haraさんの「プチ五月病」の一件を踏まえ、考えた指導方法が

「教えあい」だった。(考えたという程でもないけど)

私とMocaちゃん私とHaraさん
つまり「新人2人一緒」じゃないシチュエーションで
私が教えたこと、注意したことを、

その場にいなかった「相方」に教える

というやり方。当たり前のようだけど、この2人はソレがなかった。
よっぽど印象深いことでなければ、ドッチに何を教え何を注意したのか
私だって憶えていないので、これを2人に徹底させれば

【メリット 其の壱】

こないだゆーたやん!てことがなくなる。

【メリット 其の弐】

相手に教えるということで、一人は

その仕事を確実にモノにできる。

【メリット 其の参】

彼女たちにとっては、相方が怒られた

同じ内容で怒られることが回避できる。

(o゜3゜b)b ナイスアイディ~ア!

だと思ったんだけど。

今日は思わぬ形でMocaちゃん衝突してしまった。

これは読んでもらうより、聞いてもらったほうが、たぶん早い。

Haraさんが席をはずしているときに、患者さんの集計の仕方で
「これをこーしたら、こんな検索がかけられて便利」
みたいな“お役立ち情報”を教えたKOZOH。

「じゃあ、コレをHaraさんにMocaちゃんが教えてあげてな?」

「え?今日、Haraさん出勤してはりますよね?」

「休んでるときだけの話とちゃうって。二人のうちどっちかが
その場にいないパターンで、教えあいをしてって意味やで?」

「あ・・・そういう意味ですか」

伝わってないなぁ・・・私の言葉が早口で足りんのやろか・・・)

「なぁ。さっきからメモ取ってないけど、いま教えたこと
Haraさんに教えられる?私、いまMocaちゃんに
「Haraさんに教えたげて」ってゆーたとこやで?」

「こないだ、メモ取るなって

言わはったやないですか・・・」

( ̄Д ̄;)正直、ビックリした。

しっかりコッチを見据えて、静かにキレているのがわかる。

こないだ・・・? ・・・・ハッ∑(´□`;)まさか、あの、

「覚えた内容は“自分メモ”からハズして

いかんと自分の頭に入らへんやろ」

と言った、アレ、か。

2人とも「自分メモ」がやたら分厚いB5サイズのノートで、
「こないだ教えたアレやけど」みたいな話をすると、その分厚い
ノートをまるで辞典をひくかのように「どこに書いたんやっけ」と
めくっていたので、出た言葉。

最初の頃はものすごくしょうもない内容でもメモするもの。それは、いい。

ただそれを「清書」した状態が、その厚ノートだったので注意した。

最終的にはポケットサイズになるように、と言った。

しかもその時はかなり腹立ちまぎれだったのを憶えている。

「メモを取るな、という意味に聞き取ってしまったなら、
私の言い方が悪かったんやなそれは悪いことしたわ

でもメモを取らんと私は覚えられへん、っていうなら
自分を曲げることあらへんやんか。「取るな」なんて一言だって言ってない!

・・・で?他には?

KOZOHさんが言った内容で疑問に思ってることがあるん?」

「なにかわからないことがあっても

質問しちゃいけないんですか?」(静キレ)

(´゜Д゜`)・・・は?

「こないだ、そんなしょうもないことで

質問するなって怒らはったじゃないですか」

・・・(・∀・)あぁ~~~~アレ、ね?

コピー機の紙が詰まって、ディスプレイに「ココの部分に紙が
詰まってますよ」という表示が出てるのに、トレイも開けず、
トナーカバーも開けず、

「紙が詰まってるみたいなんですけど?」

って質問(?)してきた、アレね? 言った言った!
ディスプレイの表示通りのところにグチャってなった紙が詰まってて
それを取り除いたら普通に動きはじめたのを見て、

質問するタイミングが早すぎんねん!

て確かに怒った!ついでに「しょうもない」とも言った気がするわ。
それがMocaちゃんの耳を通って、脳みそに辿り着いた頃には

「質問するな」ということになってた、と。(。 ・ω・))フムフム

ひとっことも言ってないけどね「質問するな」なんて。

「自分でできるかぎりのことをやって、それで質問しろって
意味だったんだけど。それも、私の言い方が悪かったんやな
謝るわごめんな?


私、お勤めとか、初めてじゃないですか。

コピー機とかプリンターとか、全然わからへんことだらけやのに
質問したらあかんって言われて・・・」


(だから言ってないちっとろーがよ

ここで、KOZOHのナニかがキレた。

「そら、悪かった。まさか短大出てて

コピー機も触ったことが無いなんて

思いもせんかってんか。お勤め経験ないって、うん。
シャチョーから聞いてたで?

ほんで?自分で判断できひんかったことと

なんか関係あるんかいな、それは。

誰がレセコンのことで「質問するな」って言った?薬のことで
質問するなって言った?

言われた時のシチュエーションを忘れといて、

最後の一言だけ忠実に守って、悩んでたってゆーてるん?

「ココから先は、私では責任が持てない」

っていうギリギリの判断ができるんが「社会人」とちゃうん?
お勤めしたことがないじゃないですかって言われても、いま、
もう一緒に働いてるやんか。
そんな言い訳しとう時点で、おかしいやろ。」

「じゃあ、コピーとかプリンターとかの

ことは質問したらダメってことですか?」

(゜Д゜)いーや?!もう全部質問して?

自分の判断で怒られるのが怖いんやったら、全部!

もう「しょうもない」なんて言わへんよ?!

だって、わからへんのやろ?なんにも。

しょうがないやん?

じゃあ、聞くしかないやん。私に。」

「え。でも・・・

聞いたら怒らはるんですよね?」



・・・ごめん、もう、全部書く気力が無い。

というのも、この「しずギレMocaと、イヤミ全開のKOZOH」の
やりとり、実は2時間以上あった。はしょってる会話もだいぶある。

向こうは向こうでキレている(らしい)ので、私が「ごめんな?」と
言ったときにしか「ハイ」と言わない。

ちなみにこのときHaraさんは、Mocaちゃんの背後で

恐怖からくる貧血で倒れそうになってた。

わかってもらえないかもしれないけど、私は別に彼女を
自分色に染めたいわけじゃない。むしろ、染まってくれなくて結構。

自己主張があるのに、なぜそれを仕事で発揮しないのか。

私の言葉がキツく、足りないことは認める。

イヤミもだいぶ言った。「傷つくだろうな」と思って、言った。
文書を書くことを趣味にしているのに、相手に大事なことを
伝えられない、伝わってない。致命的だ。

「Mocaさん、アスペルガーなんじゃない?」

相談にのってもらった、うちの事務長さんにそう言われた。
差別でそんなことを言ったのではなく彼女は
私の話を聞いて、冷静に判断した結果の言葉だった。

「そう」考えれば合点いくことも多いし、私も救われる部分がある。
我慢して我慢して我慢してきて、今日ついに沸点に達したのかもしれない。
ただ「そう」だと想定した指導をするというのは、限りなく難しい。

要点だけをまとめて喋らないと混乱するMocaちゃん。
要点だけをまとめて喋るのが苦手なKOZOH。

やはり「その可能性」だけでは、私自身を変えることができない気が
してるし、特別な配慮(ある意味厚遇)がなくても、トラブルなく
働いているアスペさんも多いのだから適応するのを信じて気長に
付き合うしかないのかもしれない。

まぁ、どっちにせよ「指導の丁寧さ」が鍵、か。

この話が一通り終わったあと

Mocaちゃんは平気だったけど

Haraさんは真っ青だった。

またHaraさんを怖がらせてしまった・・・
Mocaちゃんに今日教えたことも注意したことも、
また誤変換してしまいそうな言葉もいっぱい言ってしまった。

結局、Mocaちゃんは「最後の言葉」を忠実に覚え、
守ることはわかったので、帰る間際に付け足しといた。

「怒ってないから。」

なんとなく「負けた」気がして心が重かったけど、ホントに怒ってない。

ムカついてるだけです。