杉浦 ひとみの瞳

弁護士杉浦ひとみの視点から、出会った人やできごとについて、感じたままに。

・首都圏段戸会~高校同窓会と母校合唱部自慢

2008-11-03 10:31:56 | 
昨日、母校(愛知県岡崎高等学校)の首都圏での集まりがありました。
年輩の卒業生の方が多いのかな、と思っていたのですが、若い方も多くたくさん参加していて、とても盛会でした。同窓というのは独特の連帯感と安心感があり、とても楽しかったです。
同級生にも何人か会うことができ、同じ学舎で3年を一緒に過ごしたこと、そして、人生もここまで過ぎてくると、かつて話したことのあまりなかった同士でもすごく身近に話すことができ、楽しい時間が過ごせました。


母校はこのところ、合唱部がすごい活躍をしていて、小泉元首相のメルマガにその記事が掲載されていることも元同級生から教えてもらいました。

合唱部の顧問の先生(私たちの頃にも指導してくださった先生です)の投稿記事のようですので、下記に引用させてもらいます。
なお、この時のメルマガ編集長の杉浦正健さんも同窓のかたですが、親戚ではありません(愛知県、特に三河には杉浦姓が多いのです)。


小泉内閣メールマガジン 第184号 ==================== 2005/04/14  から

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□ 目次
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● 感動体験 ~世界合唱オリンピックを通して~
  (愛知県立岡崎高等学校音楽教諭・コーラス部顧問 近藤惠子)

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感動体験 ~世界合唱オリンピックを通して~
  (愛知県立岡崎高等学校音楽教諭・コーラス部顧問 近藤惠子)

 皆様は合唱にもオリンピックがあることをご存知ですか?
 2000年を記念して、合唱のあらゆるジャンルを網羅した世界大会、
第1回合唱オリンピック(CHOIR OLYMPICS)が音楽の国オーストリアで開催
されることが決定。

 岡崎高校コーラス部は「青年混声合唱部門」の日本代表として推薦され、
61名で決勝に出場。何と、世界的に有名なシャプソン・フェレンツ率いる
ハンガリーも南アフリカのステレンブーシェ大学も破り、全く無名の東洋の
高校生がチャンピオン(金賞の中のトップ)になってしまいました。

 第2回は2002年10月下旬にアジア大会を終えて間もない韓国の釜山
で開催され、またもやチャンピオンに!2連覇を達成することができました。
チャンピオンになると、授賞式の夜のチャンピオンコンサートに出演します。
その夜は前半9部門の雄が演奏。会場には全出演者と各国からの応援隊や地
元韓国の方々など5000人を超える聴衆がつめかけました。

 我々は海外遠征の時、必ず開催国の有名な歌を原語で覚えて、機会があっ
たら演奏できるよう準備します。韓国と言えば朝鮮半島全体の民謡である
“アリラン”しかないと思い、教科書にのっている単旋律をもとに、輪唱に
したり、少し和音を加えたりして私が構成しました。

 9部門中、我々は8番目の出演と決定。「私達の前にアリランを歌う団体
がなかったら歌おうね」と生徒と話し7団体終了。ついにどこからもアリラ
ンは聞こえず、袖で生徒にGO!サインを送りました。

 ソーラン節等の3曲を歌い終えて拍手の中ライトが落ち始めた時、静かに
アリランを歌い始めました。「わっ」とどよめきが起こりすぐ静聴。ライト
は眩しく輝き、我々のアリランが流れる中、次第に会場からもアリランの歌
声が加わり、今まで経験したことのない高まりの中で歌い終えました。途端
に熱狂的歓声と拍手とStanding Ovation!

 本当に歌ってよかった、生徒にこの体験をさせることができてよかった、
とつくづく思いました。コンサートが終わると、韓国の方々が握手を求めて
殺到され、どこに泊っているかをしきりに尋ねられました。

 翌朝ホテルのロビーには花束と花籠が溢れ、食堂入口には大福餅のような
韓国のお餅が山の様に届けられていました。皆昨夜の感動を述べ、そのまま
仕事に向かわれたとのこと。熱い韓国の方々のお気持に驚き戸惑い感激しな
がらも、その日が帰国の朝でお礼も言えず、ただ感激の気持で一杯になり、
心の中で手をあわせて帰ってきました。

 日本と韓国。お互いの文化を尊重しながら、これからも感動を共有し合え
るような、温かい国際関係を祈らずにはいられません。

 昨年ドイツで開かれた第3回大会でも金賞を受賞し、岡崎高校は来年夏の
第4回中国厦門(アモイ)大会への出場権を得ました。感動的な大会になり
ますように、そして合唱を通して少しでも国際親善に役立つことができます
ように…と願いながら、また今年度のスタートラインに立ちました。

※ ドイツ遠征の様子
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0414a.html

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[編集後記]

 近藤先生が教鞭をとられる岡崎高校は私の母校です。先月母校コーラス部
の演奏を聴く機会があったのですが、そのプログラムのなかに、日韓国交回
復40周年を記念した「韓流~春のソナタ~」があり、「冬のソナタ」でお
なじみの3曲の後、朝鮮半島の民謡「アリラン」が演奏されました。その演
奏の前に近藤先生がご披露された釜山でのエピソードと素晴らしい合唱に心
から感動し、ご寄稿をお願いしました。最近日韓、日中関係についてはさざ
なみが立っていますが、未来に向かって友好協力関係を築いていこうという
のが小泉内閣の方針です。そのためにはお互いに理解し合うことが欠かせま
せん。近藤先生たちがして下さった日韓の相互理解へのご貢献が、あらゆる
分野で、お互いの努力で積み重ねられることが大切だと思います。
(せいけん)



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