みーばい亭ブログ

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チーズ・イン・鮒ずし

2019-10-05 20:11:56 | 新・ほろ酔いキッチン

神藏である。
しかも、限定品の中汲み無濾過生原酒である。
年に一度、あるかないかの贅沢である。
管理人の大好物なんだけど、なかなか難しい酒でもある。
もちろんお値段のせいもあるが、それ以前に肴を選ぶのだ。
「酒」としての完成度が高すぎて、酒そのものが完結してるのだ。
こんにゃくの炊いたんとか小芋の唐揚げとかの和物では肴として力不足なのだ。
もっと力のある肴!
と、いうわけで、みーばい亭では神藏には、古株牧場のナチュラルチーズ「つやこフロマージュ 」を合わせるのが定番になっている。


鮒ずしである。
湖国の肴カースト最上位に君臨する栄光の鮒ずしである。
何といってもグラム3000円なのである。
鮒ずしに馴染みのない他国の読者の方のために云っておくと、小ぶりのもので1尾3000円、大ぶりだと5000円が相場である。
ただし、子持ちのメスの場合。
腹子のないオスは1000円くらいで叩き売られている。
というか、それ以前に漬けられることもなく漁師さんに捨てられているという。
オトコとは不憫な生き物なのである。
そんな気の毒なオスの似五郎鮒の腹に卵の代わりに古株牧場のナチュラルチーズを詰め込んで熟成させたのが、近江八幡の奥村佃煮さん。
これを、神藏に娶せずしては三途の川は渡れまい!
と、往復三時間の道行き。
琵琶湖を半周して買いに行ってきましたがな、わざわざ。

はい、腹子の代わりにチーズがみっしり。
炭酸のマイクロバブルに弾け散るアミノ酸!
似五郎鮒から米へ、米から生乳へと酵母がつなぐ夢の懸け橋。
まさに万国津梁の味!
神蔵のために生まれてきた肴やねぇ・・。

と、書いてるうちに至福の酔いが醒めてきたので、冷静に苦言など。
鮒ずしとチーズの組み合わせ、これは発想としては申し分なし。
ただ、鮒ずしが野趣溢れる湖東風なのが玉に瑕。
大津人の管理人としては、やっぱり阪本屋さんの優しく上品な味わいの鮒ずしが好きだし、つやこフロマージュとの相性も数段良いのではないかと思う。
湖西でも「チーズ・イン・鮒ずし」を作ってるらしいし(というかこちらが元祖)、しばらくあちこち食べ比べてみますか。
おこずかいの範囲でね(^^;ハァ・・)

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