みーばい亭ブログ

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新たなる希望!

2018-10-20 19:27:52 | 生き物の話

2016年の春にやってきて2年半、磯水槽の顔役として活躍したナベカちゃんだが、寄る年波には勝てなかったようで、夏頃から痩せはじめて、とうとう隠れたまま姿を見せなくなってしまった。
それはそれで仕方がないのだけど、問題はフタミゾテッポウエビの種子島くん。
ラッキーちゃん亡きあとのシナモンくんが如く、どんどん領土を拡大して、今にも天下布武とか第六天魔王とか言い出しそうな勢い。

このまま水槽全体が城砦と化すのも面白くないので、なんとか対抗勢力が育ってほしいところなのだけど、ヤドカリやイソスジエビには荷が勝ちすぎる。
さてどうしたものかと熟考を重ねた結果、第三勢力であるこのお方のご出馬を願うことに。

もともとヒメアカイソガニが居るんだけど臆病でほとんど姿を見せないし、かといってイワガニやイソガニを投入すると水槽が焦土と化すおそれがある(笑)
ヒライソなら水槽を荒らすことなく種子島の野望の抑止力になるだろうと期待を込めての招へいとなったのだけど、隠れてばっかりでぜんぜん表に出てこない(^^;
そうそう、そういう性格やったわ、このカニちゃん。
やれやれ、当分種子島の天下が続くかな・・と思ったその矢先、底砂の上で蠢く小さな影が・・・。
はい、磯水槽開闢以来、初めての湧きモン脊椎動物でございます。
全長約10㎜。
ヘビギンポ自体は、潜ればそこいら中で目につくし、エビ狙いの網には必ず入ってくる普通種なんだけど、普通種過ぎて飼育対象としてはまったく意識していなかった。
たぶん海藻にまぎれて入りこんだのだと思うけど、ナベカが居なくなった直後に現れただけに因縁めいたものを感じてしまう。
砂やヤドカリの貝殻を啄んでいるから、藻類か微生物かなにかを食べているんだろうけど、この小さなヘビギンポが過酷な戦国水槽で生き残ることができるのか?
せっかく縁ができたんだから、なんとか成長してくれることを祈りたい。

名前はやっぱりミツヒデくんかな?
アップで見るとスネ夫だけど(爆)

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