小麦色にやけた 肌は色も褪せて・・・
と、紙ふうせんが歌った往年のフォークソング。
今もこの季節になると何気に口ずさむ人が多いのではないだろうか。
大ヒット曲ってわけじゃないけど、昭和から令和までじんわりと歌い継がれているのだから、「名曲」といってもいいんじゃないかな。
というわけで、パンク世代には意味深な「BLACK&WHITE」のツートーンズでひと夏を過ごしたヘビギンポ(♂)。
夏が過ぎても婚姻色のまま頑張っていたけど、水温が20℃を割りこんだ先週あたりから、だんだん色が褪せてきた。
ちなみにこの婚姻色、繁殖期になれば自動的に発動するものではなく、気合いで変身しているようで、ちょっと気を抜くとすぐに元に戻ってしまう。
言ってみればスーパーサイヤ人みたいなもんですな(笑)
さすがに何ヶ月も気合いで婚姻色を維持するのはしんどかったようで、食欲の秋だというのにすっかり痩せ細った痛々しい姿に。
昭和なら海辺でナンパに明け暮れて精力使い果たした若者、令和なら実りのない婚活パーティーに精根尽き果てたあまり若くない独身男性・・といったところか(笑)
まあ、冬が来る前にたっぷり食べて体力の回復に努めてくださいな。
変温動物だから、水温が下がると食欲も落ちるんだけどね(^^;
ところで、名曲といえば先頃リリースされた「東北6県ろ~るショー!!」の新盤に収録の「風のおはなし」は、令和の名曲としてのちの世まで歌い継がれることだろう。
イノセントな視点で震災後の「フクシマ」を見つめた歌詞が素晴らしすぎる!
♪ 何も知らない生き物たちは 遊ぶ眠る 野垂れ死ぬ