奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

コンパルソリー

2013-12-23 06:06:16 | つらつら思ったこと
フィギュアスケートにはかつて、コンパルソリー(規定)という種目がありました。

これは氷上を滑走して課題の図形を描き、
その滑走姿勢と滑り跡の図形の正確さを競う種目です。

見ていると非常に地味で面白みも何もない、
そこで何が行われているかわからないようなものでした。

男子と女子のシングルは最初にこのコンパルソリーがあり、
そのあとにショートプログラムとフリーが行われていました。

このコンパルソリーが上手な選手はスケーティングが上手で、
苦手な選手はジャンプが得意という傾向がありました。

伊藤みどりはコンパルソリーが苦手で、
その影響で大きな国際大会での優勝がなかなかできませんでした。

その後のルール変更により得点の中でコンパルソリーの比重が減りそして廃止に。
その中で1989年の世界選手権で伊藤みどりが優勝、
日本人初の世界チャンピオンになりました。

何で急にこんなことを思い出したかというと、全日本選手権を見たから。

スピンの軸がぶれているな、コンパルソリーの得意な選手はぶれなかったな。

もちろん今のルールでやっていることなので多少軸がぶれようと関係がありません。
ですが私のようなひねくれ者が見ると気になってしまう。

その中でも軸がぶれない、スピンのきれいな選手もいます。
きっとコンパルソリーの練習もしているのだろうな。

コンパルソリーは滑りの基本、
フィギュアはジャンプだけではなくそういうところも見ていきたいと思います。
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