十字街電停の交差点の一角にあるキノコのような建物。
1939年に交差点の電車信号とポイント切り替えを遠隔操作するために建てられたもので、
現存する路面電車の操車塔では国内最古といわれているそうです。
かつては市内に6基あったそうですが廃線や自動化で順次姿を消し、今はここだけになっています。
ちなみに廃止になった個所は宝来町、松風町、函館駅前、五稜郭公園前、ガス会社前。
ここの操車塔は1939年に設置され1995年まで使われたいました。
当時は交差点向かい側に建てられていたそうです。
道路改良で現在地に移転、形態保存されています。
“鉄”の私には興味深い建物なのですが、一般人には全く興味のないものでしょう。
だからどうした、という“物件”ではあります。
西部地区にあるので、ぜひ目に止めてみてください。