奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

日本一をめぐりながら帰省…その2(2007年08月20日の日記から)

2009-07-16 03:12:46 | 北海道の旅日記(道北、道南)
朱鞠内湖畔を出て国道275号線を美深へ。

途中の母子里は日本で一番低い気温を記録したところです。

-41.2℃。

昭和53年2月17日だそうです。
私が中学生の頃。
そんな、寒さの記録があったかなぁ…。

今そんな記録があったら大騒ぎだね、多分。

地球が温暖化しているということなので、
最高気温の記録は更新されても最低気温の記録更新はしばらくないんだろうね。

さぁ私達、いよいよこの日の本当の目的地へと向かいます。
そのために札幌からずっと北上してきたわけでございます。

“トロッコ王国”

今はなき国鉄美幸線の終点、
仁宇布から5キロほどトロッコを自分で運転して往復できる施設です。

実際に列車が走っていたところを、自分で運転できるなんて…。
横見さん(誰じゃ、そりゃ?)だったら大爆発だな。

着いたのは14時頃。
さすがにお盆、大人気で待ち時間が1時間ほどだとか。
その間に運転の注意などがあって、1時間もほどなく過ぎていきます。

待っている人はほとんど家族連れ。
おとうさん、お疲れさまです…。

線路は単線なので途中のすれ違いができません。
なので、トロッコを何台も連ねて一斉に行ってまた帰ってくるという一方通行。
なのでそのトロッコが帰ってくるまで乗ることができないんですね。

この日の運行は、14台。
15時近くになると、その14台のトロッコが次々と帰ってきます。
定員は2人から30人まで、その姿かたちはいろいろでさぁ…。

私達は2人乗りの22号車に乗って、いよいよ出発。

本物の線路でっせ。

途中には踏み切り、鉄橋が各6ヶ所。
最高速度20キロで駆け抜けます。

気持ちいいなぁ…。

“緑のトンネル”、みたいなところもあって爽快だよ。
娘も大喜び、はるばる来た甲斐があったってもんです。

1時間ほどで仁宇布へ戻り、満足して帰路に着きます。
芝桜日本一(今はもちろん咲いていません)の実家まで約1時間半。

朝早くからここまで、たくさんの日本一を見ながらの帰省でしたが
娘ともども疲れたけど楽しめた1日でした。
コメント
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