先日、北海道国際航空(エア・ドゥ)が札幌ー福島、富山、小松の3路線の新規就航を検討していると報道されました。
この路線は現在全日空(ANA)により運行されており、
エア・ドゥの運行ではANAとの共同運航(コードシェア)になるようです。
エア・ドゥは新規航空会社として就航しましたが大手との競争に敗れ破綻、
ANAの傘下にはいり経営再建を果たしました。
運行路線は当初の札幌ー東京線から広がり、
現在は札幌、旭川、函館、女満別ー東京と札幌ー仙台、新潟の6路線になっています。
そこに今回、新たに3路線の就航。
これでANAグループにおけるエア・ドゥの役割がはっきりしてきました。
道内関係ローカル線の運営会社。
要は安いコストで効率的な運行をしようということ。
このご時世に当然の動きと思いますが、
創業時の理念からは離れていくなぁ…。
このニュースを見て私が思ったのは、
かつての日本近距離航空(NKA、現エアーニッポン)のこと。
NKAは1974年に離島航路の輸送改善を目指して航空各社の資本によって設立、
当初は丘珠ー稚内ー利尻、新潟ー佐渡で運行を開始しました(以前は横浜航空により運行)。
機材はデ・ハビランド・カナダ社のDHC-6(19人乗り、愛称はツインオッター)でした。
その後丘珠から函館、奥尻、紋別、中標津などの路線を運行しています。
1978年にANAから羽田ー大島、三宅島の2路線を移管。
以来次第に路線を増やし社名をエアーニッポン(ANK)に変更、
今ではANAグループのローカル線を中心に全国に翼を伸ばしています。
エア・ドゥもANKのように、これからANA路線を引き継ぎながら業容を拡大していくのでしょうか。
そうなればANAグループの一員として確固たる地位を築けます。
多分そうなるのでしょうが、
そうなると新規就航の格安航空会社という創業の理念がますます薄くなっていきます。
道民にとってはまずはエア・ドゥが2度とつぶれないことが重要なのでしょうが、
仕方ないとはいえ正直ちょっと複雑な気持ちも持ってしまいますね。
この路線は現在全日空(ANA)により運行されており、
エア・ドゥの運行ではANAとの共同運航(コードシェア)になるようです。
エア・ドゥは新規航空会社として就航しましたが大手との競争に敗れ破綻、
ANAの傘下にはいり経営再建を果たしました。
運行路線は当初の札幌ー東京線から広がり、
現在は札幌、旭川、函館、女満別ー東京と札幌ー仙台、新潟の6路線になっています。
そこに今回、新たに3路線の就航。
これでANAグループにおけるエア・ドゥの役割がはっきりしてきました。
道内関係ローカル線の運営会社。
要は安いコストで効率的な運行をしようということ。
このご時世に当然の動きと思いますが、
創業時の理念からは離れていくなぁ…。
このニュースを見て私が思ったのは、
かつての日本近距離航空(NKA、現エアーニッポン)のこと。
NKAは1974年に離島航路の輸送改善を目指して航空各社の資本によって設立、
当初は丘珠ー稚内ー利尻、新潟ー佐渡で運行を開始しました(以前は横浜航空により運行)。
機材はデ・ハビランド・カナダ社のDHC-6(19人乗り、愛称はツインオッター)でした。
その後丘珠から函館、奥尻、紋別、中標津などの路線を運行しています。
1978年にANAから羽田ー大島、三宅島の2路線を移管。
以来次第に路線を増やし社名をエアーニッポン(ANK)に変更、
今ではANAグループのローカル線を中心に全国に翼を伸ばしています。
エア・ドゥもANKのように、これからANA路線を引き継ぎながら業容を拡大していくのでしょうか。
そうなればANAグループの一員として確固たる地位を築けます。
多分そうなるのでしょうが、
そうなると新規就航の格安航空会社という創業の理念がますます薄くなっていきます。
道民にとってはまずはエア・ドゥが2度とつぶれないことが重要なのでしょうが、
仕方ないとはいえ正直ちょっと複雑な気持ちも持ってしまいますね。