ぎょろりとした目に野太い声、そしてオーバーアクションな演技。
ステレオタイプの悪役を演じることが多い方でしたが、菅さんはそれを単なるステレオタイプには終わらせず、悪人の持つ滑稽味や弱さ、哀しみといった要素を帯びさせることで、人間的な深みを加えるのがとても上手い役者さんでした。
この方はおそらく、コメディを演じさせても上手かったでしょうね。それこそ渥美清も真っ青の、ペーソス溢れる名喜劇役者になれていたかも知れません。
1994年、交通事故のため突然の他界。享年59歳。
……若い。まだまだ、これからという時に……。
本当に惜しいとしか、言いようがありません。その役者としての潜在能力を出し切ることの出来ぬまま、逝ってしまった。
悔しかったでしょう……。
せめて私は、あなたのことを忘れません。
あなたのような、名脇役、名悪役がいたことを、
優れた役者がいたことを、
忘れません。
どうか、安らかに。
水戸黄門の菅貫太郎
ほとんどコメディですね(笑)まさに怪演!
志村けんではありません(笑)
大岡越前の菅貫太郎
このキレっぷり。怒りながらも子供が駄々をこねているような感じを醸しだしており、ただ悪いだけの一本調子の演技ではないところがgood!
上手いよねえ。
菅貫太郎さんと仰るのですか?よく見かけた気がするけど、このメイクも今の役者さんがやったらもっと本当に滑稽なのに、すごい迫力、味。
柱の影からコソコソ逃げ回る仕草も、すげ~。
このおそのさんみたいな、和美人も今のアイドルがやってもなかなか出せないのよね。
左大臣の人も見た気がする?悪役で?
なんかやっぱりこの頃は1番観てたな時代劇。
里見先生の助さんも好きだけどさ、あおいさんもいいよね。
水戸黄門の映像、よく見ると福本清三さんがいるんですよ、気が付きました?(笑)この福本さん探し、一時期趣味にしていたんですよ、私(笑)。
菅さんの話に戻りますが、「三匹が斬る!」で、菅さんと遠藤憲一さんがやはり悪役で出演していたことがあって、この二人のタッグというだけでも凄いんだけど(笑)悪役でも親玉クラスではなくて、悪人にくっついて旨い汁を吸ってる小悪党で、珍しく斬られずに、すごすご逃げていく役だったんです。この時の御両名の演技がコミカルで面白くてね、ホントに芸達者な役者さんたちだなあと、感心した覚えがあります。
こういう方達の御蔭で、映画やドラマは成り立っているんですよね。
カンニング出来ないかなと、このサイト見ても分からなかったよ~~。
http://cozalweb.com/seizo/sagase/ma/mitokoumon.html#s18
立ち回りの最初の方です。ちょっと引きの画ですぐ履けてしまうので、わかりにくいかな~。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%85%E8%B2%AB%E5%A4%AA%E9%83%8E