ももいろクローバーZ主演映画『幕が上がる』における、要のセリフがこれですね。
無人の駅のベンチに腰掛ける二人。演劇の強豪校からの転校生、中西悦子(有安杏果)を演劇部に誘う高橋さおり(百田夏菜子)。
それまで心を閉ざし気味だった中西さんが、その思いのたけをさおりにぶつけ、さおりはそれをしっかりと受け止め、一緒に演劇をやろうと誘う。
夜空を見上げながら、中西さんが呟きます。
中西「高橋さん、それでも人は一人だよ、宇宙でたった一人だよ」
それを受け止め、さおりが中西に語りかけます。
高橋「でも、ここにいるのは二人だよ」
人は所詮一人。でも、
一人じゃないんだよ。
星の集まりがまるで川のように見える、天の川。
人もまた同じ、一人一人バラバラに存在していても、遥かな高みから見れば、くっついてみんな一つ。
一人だけど、
一人じゃないんだよ。
だから、一緒にやろう。
あなたはあなたのままで良いから。
……青春、だねえ。
映画『幕が上がる』主題歌、ももいろクローバーZ 『青春賦』
思い出が勇気に変わる
ひとり決めた夢を固く握って
けしてたどりつけない はるか遠く
それでも ただひと筋に
僕たちは 歩いてゆこう
(作詞、桑原永江。作曲、しほり。『青春賦』より一部抜粋)
この映画の劇中劇、『銀河鉄道の夜』の原作者、宮沢賢治の言葉で私が一番好きな言葉
【永久の未完成これ完成である】
もう何度も引用させてもらってますが、青春とはまさに、「けしてたどりつけない、はるか遠く」の夢へと向かって、「ただひと筋に」歩いて行くこと、なんですね。
永久に完成することのない完成へ向かって歩き続ける。その姿がすでに完成しているのだ。
それがつまりは、
「青春」というもの。
青春って、決して若い人達だけの
専売特許じゃ
ないんだよ。
走れ!-Z Ver
「君が好き」
それだけで世界を 変える?
変わる?
(作詞、INFLAVA。作曲、Koji Oba/michitomo。「走れ!」より一部抜粋)
世界は変わるよ。
キミの想いさえあれば、
世界は必ず変わる。
それが、青春。
いつもありがとうございます~。
修正しときましたー。
そうそう、レンタルでもいいから、みんな観てねー。
まだうちに届いてない、だって女祭りとかも一緒に出てちょっと一気に買うか、少しずつ買うか迷っちゃいましたー。でも結局買っちゃうんだなー。だって何度でも見たいもん。
この2人のシーンは、本当、いいよね。
みんなー観てみてー。レンタルでも良いからー。