お気に入りのお店》 世田谷区世田谷3丁目『鹿港(ルーガン)』－肉汁たっぷりの肉まん

２年前のちょうど今頃、世田谷の小劇場で友人の演劇公演がありました。
観劇後に散歩がてら立ち寄った小さな中華饅頭店。その肉まんの美味し
かったこと。
以来我が家では四季を問わず、肉まんと言えばここのが定番になりました。

●手作り台湾肉包『鹿港（ルーガン）』－東急世田谷線上町駅－

世田谷通りを車で通るたびに必ずこの辺りでワクワクするのです。
店やってるかな？売り切れていないかな…、と。店頭に人が並び、
蒸篭から吹き出しているであろう湯気が立っているをみるともうダメ。
三菱東京UFJ銀行前の駐車場に車を止めて「鹿港」に小走りに
向かうことになります。僕にとってはそんな「魅惑のおまんじゅう」。


扱う饅頭の種類は上記の４つ。作るそばから売れていきますので、
時には待つことも覚悟です。肉まん・あんまんはいいとして、まん頭とは
饅頭の皮だけの蒸しパンです。今までで「まん頭」は一度食べただけ。
やっぱり買う時は肉まん３対あんまん１の割合で購入することが多いです。


饅頭は勿論すべて手作り。台湾・台中近くの鹿港という街の人気饅頭店
直伝の味なんだそうです。どれも綺麗にそして丁寧に作られています。


饅頭は手際よく蒸篭で蒸されて出来上がります。蒸篭の蓋を開けたとき
の外に流れる湯気が出来上がりのサイン。


今日は二人分で肉まん６個とあんまん２個。赤い箱に詰められます。
熱いうちに駐車場に向かいます。ワクワク、ワクワク…。
なぜなら車の中で熱々の肉まんを２個ガブリ。これが一番旨いのだ。
こちらの写真も車の中でパチリ。


饅頭の表面は白いもち肌です。肉まんは頭が絞られています。あんまん
はつるつるりん。やや小ぶりの大きさで手に収まりが良い。だから幾ら
でも食べられそうな気になってしまいます。


いよいよ割ってみましょう。香りが車内に充満。かぷっ！旨い！！！
割る時に肉まんは汁垂れに要注意！出来れば丸々をちょっとかじって
少しずつ汁を先にちゅうちゅう吸うほうがいいかも。ただやけどに注意。


ジューシーな肉の塊でしょ？味は薄めの塩分でその分豚肉の味が良く
わかります。モチモチした饅頭の皮と優しい味の中身の肉が絶妙。
蒸気でカメラレンズも曇ります。


肉汁を撮る為に肉を先に食べてみた。中の肉汁が光って見えるでしょ？
これは小籠包の肉まん版という感じです。

まだまだ寒くなるこの季節に合わせて益々美味しくなる一品です。
世田谷通りをドライブの際は立ち寄ってみてくださいね。


鹿港　世田谷区世田谷３丁目１－１２
　　　　電　話：０３－５７９９－３０３１
　　　　営業時間：１０：００～（売切れ次第終了）
　　　　定休日：毎週木曜日（夏期不定休）
　　　　世田谷線上町と世田谷の間、世田谷通り北側沿い。
　　　　中華風の赤い看板が目印。