Mars&Jupiter

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ナイトハルト・フォン・ロイエンタールの「5月よ、その明るい輝き」を聴く

2009-12-13 07:41:07 | 中世・ルネサンス音楽声楽曲・合唱曲編
昨日も飲み会でウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1180年頃オーストリアに生まれた、
ナイトハルト・フォン・ロイエンタールの作品。
彼もミンネジンガーを代表する一人である。
ちなみにミンネジンガーはトルヴェールの影響を受けつつ、
ドイツ・オーストリアにおいて活動した吟遊詩人である。
高校時代にも聴いたレコードの中にこの作曲家の作品があった。
今回聴いたCDはトマス・ビンクレー指揮、
ルネサンス合奏団の演奏によるものである。

「5月よ、その明るい輝き(Meie din liehter schin)」は、
歌とリュートによって演奏される軽快で、素朴な感じの曲である。
5月になって明るい日差しの中で、鳥たちも楽しそうにさえずる。
しかし、私には大きな喜びはなく、むしろ嘆き悲しむばかりである。
愛する彼女を初めて見たときに、悲しみが私を襲った。
そんな5月の自然の美しさを対照的な愛の苦しみを歌った曲である。
とはいえ、ただ愛に溺れるのではないところが格調高い感じがする。

今日の夜は渋谷にあるbarバルキーニョ( barquinho)に、
ライヴを聴きに行くつもり。
久しぶりに渋谷まで歩こうかな。

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