Remarks of Tuna Salad

目に入るものを味わい、考え、楽しもう

口永楽部島の火山噴火

2015-05-30 06:07:18 | 原発

何を見ているのか、ササゴイ



3.11東北地方太平洋沖の地震より4年が経過したが、巨大地震の後の火山活動の活発化は定説である。
今や日本列島は火山の活動期に入っているように、あちらこちらで火山の活動が活発化している。
口永楽部島の火山の噴火後、九州電力は早速、川内原発付近の火山噴火は数十年以内には起こらないし、安全に影響はないと、述べた。
川内原発は、火山に囲まれた唯一の原発であり、日本火山学会から、火山活動による安全性への影響が警告されている。
九州電力も過去に川内原発の位置まで火砕流が到達したことを認めている。
それなのに、九州電力は早速、川内原発の付近の火山が、数十年以内に噴火することはないと結論付け、再稼動を急ごうとしている。
確かに、九電の言うように数十年以内に火山噴火は起こらないかもしれないし、起きるかも知れない。予測不可能なのである。

しかし、原発の事故による影響は日本破滅を引き起こすような重大な影響があるものであるから、数十年単位の可能性で論じるのは論外である。
放射能の影響がなくなる単位の20万年というスパンで論議するのならまだ許せるが、数十年という短いスパンで議論するのは火山噴火が起こりうるということを自認したようなものである。
日本の原発はすべて危ない綱渡りをしているとしか思えない。



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