第215回 2019年2月12日 「伝統の技でスタイリッシュに!~富山・高岡の金属製品~」リサーチャー: 中山エミリ
番組内容
控えめな金色が愛らしい、円すい形のフォルム。たたくと「チーン」と澄んだ音色が響きわたる。実はこれ、仏壇に欠かせない「おりん」を現代風にアレンジしたもの。日本有数の金属産業の町、富山県高岡市では今、伝統の技法を組みあわせた斬新な製品が次々生まれている。銅を青く深い味わいに加工した、ぐい飲み。ビールの冷たさを維持し、鉄の持ち手がしっかりと支えるビアカップ。新しい金属製品の魅力を、中山エミリがリサーチ!
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201902121930001301000 より
1.「おりん」(能作)
能作さんは大正5(1916)年に高岡の地で鋳物の製造を開始しました。
平成12(2000)年頃から、高岡銅器の鋳造・加工技術を応用したベルや風鈴等の真鍮製のインテリア雑貨を手掛けています。
2.R&W ビアマグ(織田幸銅器)
「織田幸銅器」さんは、長年に渡り銅鋳物製品の製造・販売に携わってきた会社です。
「RED&WHITE(レッドアンドホワイト)」は日本語では「紅白」。
様々なお祝い事の贈りものに最適な商品を、毎日の生活の中で、ジュエリーのように輝くものを作りたい。
そう考えて生まれたオリジナルブランドです。
「R&W ビアマグ」は純銅のマグで、冷たい飲み物を注げばすぐに同じ冷たさになり、キープしてくれるので、飲み終えるまで冷たいまま頂くことが出来ます。
底面が丸みを帯び、一見倒れてしまいそうに思えますが、鉄の持ち手がしっかりと支えるビアカップです。
モスコミュールカップやアイスコーヒー用のカップもあります。
3.Guinomi Sake Cup(四津川製作所・喜泉 KISEN)
四津川製作所は、高岡市金屋町において代々続く高岡銅器製造元です。
「喜泉」は創業当時から受け継ぐ雅号です。
人々の暮らしに喜びと潤いを添えたいという思いが込められています。
「KISEN」は雅号「喜泉」に込められた思いを進化させ、現代の暮らしにも届けたいと生まれたライフスタイルブランドです。
「Sake」は木と金属を組み合わせたユニークでスタイリッシュな酒杯です。
ベース部には真鍮を用いているためずしりと重く、安定感は抜群。
美しさが際立つプロポーションをしています。
ターコイズブルーの渋い色合いは、長年使った銅板に吹く緑青のイメージで、引き締まった雰囲気を持つ深遠な色合いは、いつまでも眺めていたい”蒼色”になっています。
四津川製作所 富山県高岡市金屋町7-15
*https://omotedana.hatenablog.com/entry/Ippin/Toyama/TakaokaDouki_3 より
「能作」の本社FACTORY SHOPにも昨年行かせて頂きました。
面白い!
ぜひ一度行ってみてほしいショップです。
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