12月13日「今年の漢字」が発表された。
やはり・・・「金」
またか?というのが本音である。
1995年から始まり、今回で27回目。
初回は「震」。そう「阪神淡路大震災」の年だった。
過去、「金」は3回も選出。今回で4回目となった。
3回連続の「金」には、ちょっと残念かも?
応募者が選んだ理由の概要として日本漢字能力検定協会が挙げたのは、以下の通り。
・コロナ禍で開催された東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が多数の「金」メダルを獲得した
・大谷翔平選手が大リーグMVPを満票で受賞するなどリアル二刀流でシーズンを通して活躍、さらに松山英樹選手の日本人初のマスターズ制覇、藤井聡太棋士の最年少四冠達成など、国内外でこれまで成し得なかった多くの「金」字塔が打ち立てられた
・飲食店への休業支援「金」・給付「金」、子育て世帯を対象とした臨時特別給付「金」の議論、新紙幣印刷開始や新500 円硬貨流通など、お「金」にまつわる話も数多く話題に上がった *https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_61b6d13ee4b04ae31a0124cf より
まぁ投票による「多数決」なので仕方ないが・・・
一方では「同じ漢字」が複数回出ることで、「今年の~」の意味合いが陳腐化してくる。もう「金」は殿堂入りという形にしては?という意見もある。
投票結果にはひとつよかった点がある。
それは「次点」となった「輪」が「金」と僅差だったという点。「金」は1万422票、「輪」が1万304票。たった118票という僅差。
でも「輪」って・・・「五輪」からの選出理由ならお粗末でもある。
3年後、パリ五輪で日本人選手の活躍があっても、「金」を選出するのはいかがなものか?と意見が出るのなら・・・
選考委員の意見も少し加えて検討してみては?
今後の課題になるのでは?