アリゾナより

周りが山に囲まれたアリゾナでのゆったりとした田舎生活スタートしました。

あんずで色々

2010年07月24日 | Apricot


数週間前に4キロ買ってきたあんず、もたもたしてたらどんどん熟れてきてしまい(お店から買ってきた時点でちょっと熟れ気味だった)、あんず干しに使えそうなのとやらか過ぎるのと分けたら、使えそうなのはたった2キロ。ちっ。あんず干しにするのなら、ちょっと高めでも出始めの頃のを買わなくちゃいけないかも。来年はそうしよう。

今回は塩分15%にしてみました。本当はもっと少なくしてみたかったのですが、カビとか腐敗とかその他想像もつかないもろもろの事と格闘するのが嫌だったのでとりあえず15%で。色々文献を読むと焼酎で消毒したほうがいいらしいのですが、焼酎なんてないし、あってももったいない!のでウォッカで瓶とあんず消毒しました。1個1個ウォッカに浸したキッチンペーパーであんずを拭いていたのですが、拭き終わった時に彼が「コップにウォッカ入れて、どぼんって漬けたらはやいんじゃないのー?」と。名案。でももっと早く言って・・・。

固めのを選んだつもりだったけれど、はやりやわらかかったようでちょっとつぶれ気味です。この写真は2.5日目(7/11)のもの。カビが生えないように早くあんず液が上がって欲しく、しょっちゅう揺さぶっていました。前回と違うのが、少し泡があること。たまにプカプカ~っと醗酵しているかのような泡も上がってきます。2週間弱たった今、右の瓶のあんず液なーんかどんよりした色に。もしかしてあなた、く、腐ってる・・・?と匂いを嗅げどフルーティーないい香り。腐ってはいないみたいです。ま、今更じたばたしてもしょうがないので後2週間くらいこのままにして、その後干しに入ります。



やわらかくなってしまったあんずのうち900g(正味)はジャムにしました。きっと木で熟したあんずなんかはそのまま食べても美味しいのでしょうが、スーパーで並んでるのなんかは生食不向きだと思います。しかし、生で食べるとなんとなくぼや~んとした味なのですが、蜂蜜を加えた瞬間バチーンと酸味が出るので面白い。最初、300gの蜂蜜で作ったのですがあまりにも酸っぱかったので450gに増やしました。お鍋の中であんずに蜂蜜を絡め、1日置いて水分がしっかり上がってきてから煮てます。そうすると甘味がしっかり中まで浸透するってどこかで読んだのですが、比べたことないので実際どう違うのかはわかりません。

皮は剥いてないので煮ただけだとやっぱり皮が残ってしまい、ケーキなんかに塗ろうとすると皮がつれて邪魔なので(去年のがそう)、荒熱が取れてからフードプロセッサーにかけてみました。その後また火にかけて熱々の状態で瓶へ。

自家製アンズジャム、美味し過ぎます。今まで大量に入れるときは市販のものを使っていたのですが、大量に入れるときこそほどこのジャム使いたいかも。900gのあんずだったので結構出来るかなと思っていたのにしょぼっとまとまってしまいました。あんずのセール今週もやってるのでまた買ってきちゃうかも。いや、自分の首絞めてるような・・・。どしよ。



残りのあんず、生は美味しくなーいなんて言いながらもチョコチョコつまみ、その残りを干しあんずにしました。種とって皮を下にして5日くらい干したものです。よく市販されているオレンジでジューシーなものとは、何も添加されていないので別物ですが酸味があってクリーンな味。Trader Joe'sで売ってる一切無添加の干しあんずはもっと茶色いので、かなり時間がたっているものと思われます。やっぱり自家製だわっとちょっと勝った気分。

干しあんずはパコっと割って種出してネットに入れるだけだし、息子も大好きなのでこの後また1.5キロ分買ってきて今干し中です。取り出した種をカチ割って、中身を使って杏仁豆腐作りたいと思い、種はキッチンの片隅でザルに入ったまま待機してますが、もう、アタシちょっと人生ギリギリおもかじいっぱいで無理かも・・・。あぁ、でもホンモノの杏仁豆腐食べてみたい~。


この夏は忙しくなりそうなので、その前にやらなくちゃいけないこと沢山ありまして、順にこなしてはいるのですが、その間にも考えなくちゃならないことも出てきまして、ブログアップしている場合じゃないのですが、現実逃避に走ってます。さ、書き終わってしまったのでまた現実に目を向けます。


バタバタしてるのでしばらくコメント欄閉じまーす。


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