
遅ればせながら映画「SAW」を観ました。
友人が「SAW2」を観て怖かったという話しを聞いて、それなら観たいって事で取り合えず前作を観たわけですが、これがまた久しぶりに「映画の面白さ」を感じさせる作品でした。
映画の面白さって?映像的に?効果音的に?
いやいや、「想像させる」という面白さでしょう。
音楽というものも聴くことにより何らかの想像をすることが出来る。
楽しい音楽、悲しい音楽、勇気の出る音楽、怖い音楽…。
もちろん、この想像というものはその人が取り入れてきた「知識」に合致する部分から導かれてくると思う。
その「知識」の中には「映像」も含まれるし、映像以外でもその人が「体感」したものでも良い。
新生児がTVの放送終了後に流れる「砂嵐」の雑音を聴くと落ち着くことがあるというのも、母親の胎内で「安らぎ」を感じていたことを想像するからである。
じゃぁ、映画で「想像」させるってのはどういう事なの?
それは、単に過度な説明を入れた映画ではなく、語らず映像だけで自分なりに真実を探していくということ。
映画の面白いところは、小説とは違って細かな設定を容易に「隠す」ことが出来ると言うことだろう。
勿論、小説でもそういった手法はとることが出来る。
しかし、初めからバレてはいけない設定を隠すために状況説明をするにはいくつものダミーを入れたりと大変である。
読者にとっても読むのに時間ばかりかかってしまう場合がある。
でも映画の場合は、登場人物の表情一つでも最後の真実につながるヒントとなるのに気付かせないまま物語を進めることが出来る。
また、背景に写ったものがヒントとなる場合もある。
しかし、その謎解きに気付かない人は「この映画は駄作だ」と勘違いしてしまう。
謎解きといっても別に推理ものに限った話しではない、恋愛ものでもそうだろう。
例えば、「AさんはBさんが好きだ」という事実があったとしても、口頭で「好きだ」と説明してしまう映画は単刀直入で面白くないのではないだろうか?
それよりも時間を掛けて「AさんはBさんのためにした事は、好意を寄せている人だけにすることだから…」と、想像させた方が面白いと思う。
推理ものの場合は特にこの手法が解り辛いほど面白い。
1つの伏線が張ってあるものもあれば、複数の伏線が張ってある場合もある。
ちりばめられた「点」を、物語が進むにつれて「線」で結んでいき、そして最後に形にする。
結べなかった線も、想像によって結んでいく楽しみ方もある。
エンディングが曖昧な映画などが良くあるが、それもいくつもの想像ができる面白い作りだろう。
「尻切れトンボ」とか言われそうだけど、ドキュメンタリーではないので作成者側からの楽しみ方を味わうしかない。
前置きが長かったが、今回観た「SAW」もそういった「想像」を掻き立てさせる非常に良くできた作品だった。
勿論、まだ観ていない人のためにもネタバレなことは言わないように感想を…。
すでに「SAW」は2回観た。
2回目は何度も戻しながら観たので2回半くらいかもしれない(笑)
その後、解説をしているサイトも見た。
1回目はみんなの感想と同じように「意外」、「そんなのあり?」って感じだった。
しかし、それを踏まえて2回目を観てみた。
何度も戻して観たのは、その「意外」の点を線で結びたかったから。
自分は特に推理ものが大好きで色々な作品を観るというたちではない。
更に推理ものを観てもすぐに説く鋭い人でもない。
しかし、この「SAW」は観ていると引っかかる部分がいくつも見えてきた。
その引っかかる部分で自分なりに想像をして更に解説サイトを見ると、想像通り見事に伏線に気付いている!
○○のシーンの××も、□□のセリフの本当の意味も、おおよそ気付くような作りになっている。
しかし、勿論答えは1つではない。
解説サイトにも書いてあるが、映画は映画である、答えは自分で見つけることが一番正しい。
この映画「SAW」は、その答えを何通りも想像出来るという素晴らしい映画だった。
「SAW」は怖いシーンがあったりして単なるホラーのように思われるが、実は「生きる」ことを考えさせられる非常に奥が深い作品だ。
ホラーが苦手、嫌いな人も是非観て貰いたい。
そして自分なりの答えを導き出して貰いたい。
さてさて、興奮冷め止まぬ今のうちに「SAW2」が観たいけど、なかなか暇がない。
早めに行かねば!
友人が「SAW2」を観て怖かったという話しを聞いて、それなら観たいって事で取り合えず前作を観たわけですが、これがまた久しぶりに「映画の面白さ」を感じさせる作品でした。
映画の面白さって?映像的に?効果音的に?
いやいや、「想像させる」という面白さでしょう。
音楽というものも聴くことにより何らかの想像をすることが出来る。
楽しい音楽、悲しい音楽、勇気の出る音楽、怖い音楽…。
もちろん、この想像というものはその人が取り入れてきた「知識」に合致する部分から導かれてくると思う。
その「知識」の中には「映像」も含まれるし、映像以外でもその人が「体感」したものでも良い。
新生児がTVの放送終了後に流れる「砂嵐」の雑音を聴くと落ち着くことがあるというのも、母親の胎内で「安らぎ」を感じていたことを想像するからである。
じゃぁ、映画で「想像」させるってのはどういう事なの?
それは、単に過度な説明を入れた映画ではなく、語らず映像だけで自分なりに真実を探していくということ。
映画の面白いところは、小説とは違って細かな設定を容易に「隠す」ことが出来ると言うことだろう。
勿論、小説でもそういった手法はとることが出来る。
しかし、初めからバレてはいけない設定を隠すために状況説明をするにはいくつものダミーを入れたりと大変である。
読者にとっても読むのに時間ばかりかかってしまう場合がある。
でも映画の場合は、登場人物の表情一つでも最後の真実につながるヒントとなるのに気付かせないまま物語を進めることが出来る。
また、背景に写ったものがヒントとなる場合もある。
しかし、その謎解きに気付かない人は「この映画は駄作だ」と勘違いしてしまう。
謎解きといっても別に推理ものに限った話しではない、恋愛ものでもそうだろう。
例えば、「AさんはBさんが好きだ」という事実があったとしても、口頭で「好きだ」と説明してしまう映画は単刀直入で面白くないのではないだろうか?
それよりも時間を掛けて「AさんはBさんのためにした事は、好意を寄せている人だけにすることだから…」と、想像させた方が面白いと思う。
推理ものの場合は特にこの手法が解り辛いほど面白い。
1つの伏線が張ってあるものもあれば、複数の伏線が張ってある場合もある。
ちりばめられた「点」を、物語が進むにつれて「線」で結んでいき、そして最後に形にする。
結べなかった線も、想像によって結んでいく楽しみ方もある。
エンディングが曖昧な映画などが良くあるが、それもいくつもの想像ができる面白い作りだろう。
「尻切れトンボ」とか言われそうだけど、ドキュメンタリーではないので作成者側からの楽しみ方を味わうしかない。
前置きが長かったが、今回観た「SAW」もそういった「想像」を掻き立てさせる非常に良くできた作品だった。
勿論、まだ観ていない人のためにもネタバレなことは言わないように感想を…。
すでに「SAW」は2回観た。
2回目は何度も戻しながら観たので2回半くらいかもしれない(笑)
その後、解説をしているサイトも見た。
1回目はみんなの感想と同じように「意外」、「そんなのあり?」って感じだった。
しかし、それを踏まえて2回目を観てみた。
何度も戻して観たのは、その「意外」の点を線で結びたかったから。
自分は特に推理ものが大好きで色々な作品を観るというたちではない。
更に推理ものを観てもすぐに説く鋭い人でもない。
しかし、この「SAW」は観ていると引っかかる部分がいくつも見えてきた。
その引っかかる部分で自分なりに想像をして更に解説サイトを見ると、想像通り見事に伏線に気付いている!
○○のシーンの××も、□□のセリフの本当の意味も、おおよそ気付くような作りになっている。
しかし、勿論答えは1つではない。
解説サイトにも書いてあるが、映画は映画である、答えは自分で見つけることが一番正しい。
この映画「SAW」は、その答えを何通りも想像出来るという素晴らしい映画だった。
「SAW」は怖いシーンがあったりして単なるホラーのように思われるが、実は「生きる」ことを考えさせられる非常に奥が深い作品だ。
ホラーが苦手、嫌いな人も是非観て貰いたい。
そして自分なりの答えを導き出して貰いたい。
さてさて、興奮冷め止まぬ今のうちに「SAW2」が観たいけど、なかなか暇がない。
早めに行かねば!
ストーリーを知らなければどんなに驚いたかと・・・。聞かなきゃよかった。
でも結末をしっててもおもしろかった!確かにただグロいだけの映画ではなく、よくできた作品でしたね!
無駄な登場人物がいないのも好感もてます。
低予算&18日間で撮影したとか。
すぐれた脚本があればお金は関係ない見本のような作品ですね!
「SAW2」は「SAW」とはだいぶ違う映画かもしてません。
グロ度に関しては間違いなく数倍アップですので是非早めの鑑賞を!
最後を聞いてしまうと半減しますが、なかなかおもしろい映画ですよね!
というか最後、息が詰まるくらいの緊迫感ですね!
是非
「SAW 完全解読」のサイトもご覧下さい。
更にもう一度見たくなるかもしれませんよ!
「SAW2」、がんばって見に行きたいと思います!!