皆さん こんにちは
7月13日・20日 連続2回で行われた講座
興津紙布バッグ作りが終了しました
前回からの続き・・バッグの底の部分からスタート
ミシン縫いの前に 洗濯バサミで仮止めします
底が出来たら バックの上の部分を丁寧に折り返して縫い付けます
持ち手を付けます
左右対称になる様に 定規で きちんと測ります
ミシンでしっかり縫い付けます
すっかりバッグらしくなって来ました
ファスナーの部分はちょっと大変
ついにバッグ完成
涼しげで 夏のお出かけに ピッタリですね
参加者の皆さん お疲れ様でした
ありがとうございました
~興津紙布とは~
「しふ」と言う言葉はあまり聞きなれない方が多いと思いますが、
紙布とは紙を折った布状の物を言います。
江戸時代に山梨で盛んだった紙すきの技術が身延路を経て、製紙産業が興津で盛んになったとの事です。
大正の初めに大曲の方が水引をヒントに紙布の機械を考案し、戦前までは興津の花形産業でした。
しかし現在は糸から作って 紙布を織っているのは杉山紙業さん1社だけになってしまいました。
興津紙布は欧米への輸出品としてパナマ帽などゴルフのレジャー用として活用され、
その後、壁紙として開発され、広く普及しています。
現在は壁紙だけでなく スリッパや夏用カバー類、ランプシェードなど様々に利用されています。
*今回、講座で使用した紙布は杉山紙業さんから特別に納入して頂きました。
ご協力ありがとうございました。