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実は教科の一つだった! 夏休みの宿題の定番 自由研究

2023-02-05 07:00:00 | 歴史
こんにちは〜!チーム株式会社の緒川修(おがわおさむ)です!!
今日は夏休みの宿題の定番である「自由研究」について書いていきます!


私は小学生時代の夏休みの宿題は、渡された当日に終わらせていたので、あまり宿題についての思い出がないのですが「自由研究」だけは、日数が必要になるものも多かったので唯一夏休み中にやっていました。

この「自由研究」、元々は正式な授業の一環として行われていたそうです。

具体的には1947年の学習指導要領に盛り込まれたのが始まりだそうです。

内容としては、子供の興味があるものを個人(あるいはグループ)で自由に研究するというものだったそうです。

これは子供それぞれの個性を自由に伸ばしてあげたいという、教育の願いから作られた科目だったのですが、わずか4年で終わってしまいました。

理由としては、一つは担任の教職員がクラスの子供達1人1人に対応するのが難しかったという実務的なこと。
あとは高度経済成長期がやってきて「いい学校に入りいい会社で働く」ことが最良であるという常識が社会に浸透し、そのため基礎学力や知識を養うことが教育の軸になった文化的な理由があげられます。

ですが、子供達の興味があることを伸ばしてあげたいという教育の思いは残り、今でも夏休みの宿題として「自由研究」は残っています。

こんな歴史を持つ「自由研究」ですが、時代というのは不思議なもので、大企業でも安心とも言えなくなった今の時代は一概に「いい学校に入りいい会社で働く」ことが最良であると言えなくなってきています。

これは私の会社の社長である太田泰史社長から受け売りの言葉ですが「今は、自分が何をやりたいのか、やるべきなのか、これをしっかり明確にして社会を渡り歩けるようになるのが大事である。」なのだそうです。

そんな時代だからこそ、子供達が何をやりたいのか、やるべきなのかを明確にする大事な機会である「自由研究」は、もっと見直される時期に来ているのかも知れませんね。

※参考HP

今日は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!