きものレッスン お着楽とんぼ   

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秋は芸能鑑賞 三昧でした~!(その2)

2019-12-11 11:13:05 | 芸能鑑賞

今年の文楽、第二部は4月・7月・11月と3回に分けて「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言。

11月の技芸員解説は、若手ホープ・三味線奏者の鶴澤寛太郎さん。

昨年亡くなられた七代鶴澤寛治さん(人間国宝)のお孫さん。

30歳半ばで童顔ですが、超絶技巧の素晴らしい三味線を聞かせてくれます

説明も丁寧で、三味線の聞き所、音色の違いや、お爺様との練習の時の様子などを話して下さいました。

  

そして、3公演のチケットの半券3枚で交換できる、花形人形遣い・桐竹勘十郎さんの図案の手拭いを頂きました。

勘十郎さん、子供の頃は画家になりたかったとか。めっちゃ お上手で素敵な手拭い

一芸に秀でる人は何をさせても完璧

 

因みに、亡きお父様は二世桐竹勘十郎さん(人間国宝)お姉様は女優の三林京子さん。

現在の朝ドラ「スカーレット」の下宿屋の厳しいお手伝いさん役・大久保さんを演じておられました。

そして、落語家でもあります。4年前になくなった三代目 桂 米朝さんに弟子入りをし、

米朝一門初めての女性落語家・桂 すずめ としても活躍されています。皆さん、凄いな~

 

11月の文楽、第一部「心中天網島」は別の日に鑑賞しました。三大心中物の一つ。

以前も観ているのですが、この日の解説が、勘十郎さんと並ぶ花形人形遣いの二代目吉田玉男さんなので行きました

勘十郎さんと玉男さんは同期です。お二人共、素晴らしい人形遣い

 

11月の公演中は毎日、技芸員さんが交代で、今年の台風被害の募金活動をしていました。

この日は、人形遣いの人間国宝・吉田和生さんと三味線の鶴澤燕三さん。

私も少しだけですが、募金いたしました(*ノωノ)

次回は初春文楽、楽しみ~


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