だらだら日記goo編

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

70は若い

2013-04-15 20:46:31 | インポート
僕の父は、50で僕を産んだ。当時としては高齢出産も良いところだ。
そして、よく働いた。
僕を養わなければならないから、定年前に会社勤めを辞めて、自分で会社を作った。
そして肺癌がわかるまで働いた。70過ぎまで働いたことになる。当時としてはやはり、健康が気になったが、okiさんでなくてはといわれるから、年を取っても、働いたということだ。
こんなことを思い出したのは、美術講義を聴講している成城大学名誉教授の千足先生のことを考えているからだ。
成城大学の定年は70だという。
しかし、先生、二時間の講義を立ったまま、休憩も入れず、時折水を旨そうに飲みながら、立派になさる。
もはや70で年寄り等と言えない。
で、先生、大学を辞めてから自由な時間が出来たと、去年はエルミタージュ展と、リヒテンシュタイン展の監修をされ、今年は今森アーツセンターギャラリーで開催中のミュシャ展の監修をなさっている。
講義は朝日カルチャー新宿と、横浜と、二つも掛け持ち、年齢というものを感じさせない。
こちらの方が年寄りみたいで、新宿は朝の講義だから、鬱の僕としては取りにくく、横浜は東急が相互乗り入れしてから、渋谷からは座れないときき、取るのを躊躇している。
まあ横浜はJRで行けば良いのだが、さて5月から新しい講義が始まるがどうしたものか。
5月からと言うのも変だが、3月の講義がそのミュシャ展の開会式にぶつかってしまって、4月に延期になったからだ。
先生を見ていると人生に定年等ない気がする。