だらだら日記goo編

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iPodの使い方が分からない

2010-07-15 23:40:47 | インポート
招待券があるのでワタリウム美術館に行ってみる。
落合多武、スパイと失敗とその登場について、という謎めいた展覧会。
この美術館は、一回チケットを買うと何度でも入館できる制度で従ってチケットには名前を書く欄がある。
招待券の場合はそこにご招待と書かれているが差し出すと受付、名刺はないかという。招待券で本人確認される、こんな美術館初めてで戸惑う。
さらに音声ガイドがあるというので借りたい旨申し出ると、一台しかないので本人確認できる身分証を預かるという。
何かこちらがスパイになった気分、でその音声ガイドの使い方がわからないのでまた尋ねるとiPodですといわれる、しかしこちらiPodがわからない。
落合さんは1967年生まれ、僕と同じ年齢だ、しかし考えていることはずいぶん違うようで展覧会の内容はよくわからない。
何か良く分からないので、落合さんの書いた文章を引用。

暑い物と冷たい物が混ざって中間になる感覚
それは暑いものと冷たい物が同時にあるような感じで、その結果出てくる温かい物は見えにくい
それはシュレーディンガーの猫のように、生きていると同時に死んでいるという事に近い

この引用の中間を落合さんは狙っているようだが今ひとつわかりにくい。
しかし現代美術がこういう方向にいっているのだろうし、iPodなるものを使った音声ガイドがこれからも出てくるのだろうか。
さて展覧会を見終わると地下一階の、on Sundaysつまりはミュージアムショップへ。
ここは何時来ても、日本語、外国語、良い文献がそろっている。
しばらく物色して、ポーラ美術館で開催された、肖像の100年という図録を購入。
川崎市民ミュージアム所蔵のナダール写真が入っているのが興味深かったのと、横浜美術館でポーラ美術館コレクション展をみたからなのでした。