だらだら日記goo編

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

展覧会は重なる

2009-12-01 23:44:30 | インポート
今日発売の版画芸術は、小村雪岱の大特集。
雪岱といえば、埼玉県立近代美術館が真剣に購入している作家さんで、展覧会も開かれる。
その雪岱を、装飾装画、挿絵、木版画と三章に渡って概観している。
雪岱をこの雑誌というか本は、マイナーアートだから後世にも残った、雪岱が文展や帝展への出品を目指して日本画家になろうとしたら、その作品は現在まで残らなかったと評価する。
その雪岱の展覧会が奇しくも二箇所で開催される。
資生堂アートハウス、10/2-12/20
埼玉県立近代美術館、12/15-2/14
資生堂アートハウスは静岡にある。
行ったことはないが、情報によると無料で、今回の展示では、長らく不明であった新聞連載小説「おせん」の肉筆挿絵原画4点の初公開を含め、舞台装置下図、資生堂在籍時代のデザイン70点が出品されるという。
行ってみたいが時間はあるかー。
埼玉の方はよくわからないが、山下裕二さんの講演が1/31に、雪岱が美術考証をした、谷崎潤一郎の春琴抄の上映会が1/24にあるそうだ。招待券は入りそうだからこれにはぜひ出掛けたい。
さらに川越市美術館でも1/5から、雪岱の小特集があるそうだ。
常設展示室でやるって、こちら川越に行ったことないからどれだけの規模か知らないが、雪岱ルネサンスの感もある。