俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

日本旅day10 福井市→越前大野

2019-10-18 | 旅行記

福井2日目の朝。

この日はのっぴきならない事情があって友人に会えなくなってしまったため、

急遽予定変更。

フランスの酒蔵「昇涙酒造」で出会った蔵人、田中光平さんがかつていた「南部酒造場」に行ってみよう!と

子供たちの行きたかった恐竜博物館を訪れることにしました。

福井市から車で1時間ほどで酒蔵がある越前大野に着きました。

織田信長の配下にあった金森長近という人によって越前大野城が築かれ、以降

400年以上もつづく朝市があるなど、城下町として栄えた町です。

こちらが南部酒造場。

「花垣」というお酒が有名で、フランスでも田中さんのお宅でいただいた時の印象が強く残っていました。

試飲させていただきながら田中さんと出会ったことをお話しすると、一気に打ち解けていろんな

思い出話をしてくださいました。

建物、お人柄、そしてお酒から伝わってくる雰囲気がとても好きです。

町とともに歴史を作ってきた酒蔵ってとても素敵だなーと感じました。その在り方というか。

要冷蔵のお酒は持ち歩けないので、結局2本に絞って購入しました。

それから近隣の公園でのびのびタイム。

やっぱり福井らしい食べ物を、ということで「へしこおにぎり」。

おにぎりにできるローカルフードっていいですね。

そのあとは子供たちお待ちかねの恐竜博物館へ。

付近に渋滞ができるほどの集客力のある施設なので、混雑を避けて閉館まで2時間というスキマを狙って訪問しました。

 

とにかく恐竜の迫力、魅力がいっぱい詰まった博物館で大人もすごく楽しめました。

広い空間のなかで展示されているので、恐竜の大きさ、人間の小ささをすごく感じました。

細かい展示にも非常に楽しめるものが多く、長い目で歴史を俯瞰することができました。

この日は連休にあたり、しかも急な予定変更だったのでなんとか空いていた民宿に泊まらせていただきました。

晩御飯は近くのレストランで越前大野名物(?)「醤油カツ丼」。

名前とギャップのあるヘルシーな見た目と、食べてみてびっくり。美味しい!

 

夜は部屋のみ。

さっそく1本飲んでしまった・・・

 

なんかいいところだな、越前大野。

 

 


崎の梅味噌で魚のなめろう風

2019-10-10 | 海士の食

直売所「しゃん山」で買った崎カフェさんの「崎の梅味噌」を使って、ハマチのなめろう風を作ってみた。

 

小さいハマチ(海士ではヤズと呼ばれます)やカンパチの幼魚(同アカバ)は

刺身にはあまり向かないけど(脂がのらない、切身が小さくなるなど・・・)

美味しく食べる方法があればもっと売れるはず。

小さなアジをたくさん捌いてなめろうを作るよりは簡単だし、朝活で釣れたハマチでやってみよう。

 

と思いつき、さらに以前どっかの寿司屋で食べたアジの梅酢和えを思い出して

さっぱり風味にしてみることに。

今年は手元に梅酢がないので、思案した結果「崎の梅味噌」を思い出して買ってみた。

 

薬味はミョウガなら庭にあるので、あとは大葉(シソ)を買おうと亀田商店に行くとちょうど品切れ。

「これならあるわよ」と穂紫蘇を大量にくれました。しばし穂紫蘇談義。

さらに「おまけ」と言って豆腐とナスまでもらっちゃいました。

ここで来客用の麦焼酎を買ってなかったことを思い出し、なんとか買いもの(?)を終了。

いつもありがとうございます。

 

ハマチは見た目を重視して角切りのまま叩かずに薬味と混ぜ合わせて完成!

うん、美味しい。

意外と甘めの梅味噌だったので、次回は味噌を少し足して塩味を調整しよう。

 

こんな感じでいきあたりばったり、あるものを食べて生きています。

 

 

 


日本旅day9 北海道→福井

2019-10-09 | 旅行記

北海道最終日。

次の目的地は大学時代のバイト仲間が住む福井。

新千歳から金沢の小松空港へ飛び、そこからレンタカーで移動してこの日は福井市内のホテルに宿泊の予定。

 

この日も午前中は公園探訪。

あっ!フランスでいっつも遊んでいたロープのジャングルジムがある!

フランスに行ったばかりの時はまだ怖くて登れなかったコレ。

鉄の四角いジャングルジムよりもいろんな筋肉が鍛えられそう・・・

北海道の旅のお供、シエンタとはここでお別れ。格安レンタカーじゃないと出会えない車でした。

新千歳空港では寿司やに。

函館に本拠地を置くグルメ回転寿司「函太郎」。

北海道ならではのネタが多数あり、鮮度もよく、価格もリーズナブルで大満足でした。

お皿を機械でピッとスキャンするとこのカードにデータが飛び、レジで会計できるシステムに感動してしまった。

世の中進んでるなぁ。

 

この日は福井駅前のホテルに宿泊して日本酒でカンパイ。

いろんな銘柄飲みたいからこのサイズのボトルが充実していると旅人には優しいですね。

 

つづく。

 

 

 


北海道day8 帯広→札幌

2019-10-08 | 旅行記

帯広の朝はコインランドリーから。

最近のコインランドリーは全自動があたりまえ。洗剤を自販機で買って投入する必要もなければ、

洗濯が終わったらそのまま乾燥までやってくれるマシーンが多い。

そしてなんと、この機種は完了後に携帯に電話で知らせてくれる機能がついている。

世の中は進んでいるなぁ。

札幌に向かうドライブの道中、ソフトクリームを食べて栄養補給。

札幌に着き、知人のおすすめで「モエレ沼公園」へ。

ここは彫刻家のイサム・ノグチがデザインしたアートパークで、とにかくすごいの一言。

こんな公園があれば、それだけでこの近くに住めたらいいなーと思っちゃうくらいの魅力でした。

公園内に山。

なだらかな階段と坂を登っていくと・・・

頂上に着いた!てっぺんからは周囲の川、畑、街が一望できる。

このあたりは札幌市中心部から少し離れているので、目に優しい自然が広がっている。

遊具も一味違う色遣いと造形。

遊具の周りの色が変わっている地面は、ゴムでクッションが入っています。

ジャングルジムもこの通り。結構高い。

周囲の森とも意外と調和していて、どこも画になる公園でした。

これは「海の噴水」。とにかくスケールがでかく、最大25mまで噴きあがる水の彫刻だそうです。

そして最も目を引くのが「ガラスのピラミッド」。

なんとなくルーブル美術館を思い起こさせる美しい建物。

内部にはギャラリーショップや展望スペースなどがあり、ここだけでもしばらく楽しめます。

本当に素晴らしい「モエレ沼公園」。ぜひWEBで美しい建造物や設計についてみてみてください。

そしてこの日は札幌にお住いの吉田さん宅へお邪魔しました。

出版社勤務時代に北海道の営業担当をしていたころ一緒に働いた縁で甘えました。

彼女は海外からの留学生のホストファミリーをされていて、これまでに40人を超える学生を受け入れたそうです。

この日もアメリカからきている子がいて、交流することができました。

素敵なスウェーデンハウスについて教えてもらったり、家庭のジンギスカンを体験することができました。

シメは焼うどんに!

 

北海道の広大な大地と気候がそうさせるのか、市街地でも自然を近く感じるのが印象的でした。

昔から好きだったけど、やっぱり北海道いいなー。