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短歌味体な Ⅱ 444 

2015年07月29日 | 文学表現

[短歌味体な Ⅱ] 漱石シリーズ・続



444
行き違う二人の在り処(か)
傍目(はため)越え
ざっくり峠日々分かれゆく

 註.漱石門下の妻鏡子、悪妻評価があり、夏目鏡子の『漱石の思ひ出』、夏目家に近い半藤末利子の『漱石の長襦袢』などなどが残されているが、人は他人の数だけのイメージを許す。また、自身でさえ、自分を掴(つか)みかねるところがある。


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