絵本のひきだし
林明子原画展を見に宮城県美術館へ行って来ました
ずいぶん前、子どもたちのために読みました
毎晩、寝る前に
子どものあどけない仕草や心の揺らぎを写し取った作品に私がひかれたのかもしれません
モデルはうちの娘だわ って思ってましたもの
かわいくって、懐かしくって、ほっこりしました
5月の風に吹かれて、お昼はテラスで「大人が食べるお子さまランチ」を大人三人でいただきました
旗がいい感じでしょ
青葉の季節が似合う宮城県美術館
近くにも素敵なところがあるんだったね
家に帰って、押入れの中の段ボールを開けて見ました
*こんとあき**おふろだいすき*林明子さんの絵本が何冊かとってありました
懐かしくて、懐かしくて、懐かしすぎてきゅんとしました
子どもはあっという間に大きくなって、一人で大きくなったようなこと言うんだよね
ずっと行きたいと思っていたのに、すっかり忘れていたの
慌てて昨日行ってきました
急だったから誰も誘わず一人で見てきました
興味があったのは東北の手仕事、中でも刺し子の古い物を見てみたかったのです
津軽こぎん刺し
南部菱刺し
庄内刺し子
日本三大刺し子と呼ばれているそうです
保温と補強のための技法で、伝統工芸とはちがいます
北国の女性が家族の事を思って一針一針刺した、日常の美しい手仕事です
ため息が出るほど緻密で素晴らしい作品でした
しばらく立ち止まって見入ってしまいました
100年も前にどんな人が刺したんだろう
お話してみたい
きっと、博物館のガラスの中に飾られてると知ったら、驚くと思います
木綿糸で幾何学模様を配した南部菱刺しの作品は、はき込んだ股引(ももひき)でした
私も手仕事がしたくなって、針箱を出しました
好きなことを仕事にすることは楽しいことばかりではないのかもしれないけど、好きなことをして少しの報酬がついてきたら充分かな
今からできることは好きなことを続けることかな