OK元学芸員のこだわりデータファイル

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コンピュータのモニター故障騒ぎ その1

2012年08月06日 | 今日このごろ
コンピュータのモニター故障騒ぎ その1
Monitor trouble on my Mac Computor Part 1.
Sorry no English text.

7月19日の投稿で「このところコンピュータが不調で…..。」と記した。数日前に一応の解決をみたので、2回に分けて経過を記録しておこう。詳しい方には退屈だろうし、そうでもない方には興味のないことだろうが。しろうとなので用語の誤りがあるだろうと思う。ご指摘をよろしく。少々長くなる。なお、購入の相談をした販売店などは頭文字で記した。

19日時点での「不調」は、その1週間ほど前にモニターに白い縦線が入ったことが、きざしだった。最小単位の細い筋なので、作業には差し障りがなく、そのままにしていたら、数日後にその右側に幅3センチほどの白い縦帯が出てきた。どちらも目の前で現れたことではなく、スリープの状態で(またはスクリーンセイバー作動状態で)起こった。3センチの白帯は、最初は均一なものではなく、欠損していない筋が何本もあった。すだれの向こうにかすかに実体が見える、といった感じ。
故障が開始したのがスクリーンセイバー作動時かもしれなかったので、そこを少しいじってみたがちょっと変化したようにも見えたが改善されず、次第に均一な欠損帯になってしまった。


1 モニターに現れた白線
1 White missing band on monitor

コンピュータの種類はiMac5,1。プロセッサはIntel Core 2 Duoで、5年前にBS電器で購入したもの。本体+ディスプレイ一体型である。
画面の欠損部分以外は正常に動いているし、欠損部分を含んで「画面コピー」をすると、できたファイルには、欠損がないので、液晶ディスプレイに問題があるのは明らか。私は詳しくないので、ネットで同様の故障について調べたが同様の故障はかなり多いという印象。「買い替えた方が良い。」とか、「修理に5万円」とかいった意見が多い。
まず考えたのはディスプレイの修理。BS電器に聞いたアップルのサポートセンターに電話して状況を説明すると、「コマンド・R・オプション・Pの4つのキーを押しながら起動する」という何かのテストまたは初期化?を試すように言われた。やってみたが変化がなく、向こうからは簡単に「直りませんね。」という診断。修理は可能で5万円ほど。
そこで、「Intel Core 2 Duoには同様の故障が多く、無償で修理を行ったそうだが….」と持ちかけてみた。「調べてみる」として数分経って返事があり「こちらではお客様の立場に立って努力して交渉しましたが…(この部分、もっと長くて丁寧、というかしつこかった。)5年経っているので、修理料の値引きや無償化はできない。3年までだとそういう例があるが。」という回答。きっと回答マニュアルにそう書いてあるのだろうが、こんな言葉で誠意があるかのように見せられても….。よく内容を考えると製品に不備があったことを認めているように聞こえる。
この時点で、私としては液晶ディスプレイの修理は選択肢から消えた。ファイルのバックアップや機械の梱包、そして戻ってきた時のファイルや接続の復元の手間が余りにも大きい上に数日間以上の使えない日ができてしまう。もっと悪いのは、修理ができても、いつまた同じ筋が出現するか分からないのだ。
そこで、コンピュータの更新を考えた。サポートセンターによると、同レベルの本体の購入に10万円ちょっとくらい。新しくなるのでスピードは速く、容量も大きい。モニターも広い。しかし、OSが変わってしまっているので、アプリケーションを新規購入する必要がある。Office、ファイルメーカープロ、Photoshopを購入するとかなりの金額である。概算総額20万円ほど。こういった質問にまあまあ十分に答えてくれた。購入の話には親切である。
このころ、新しい欠損線が出たらたぶん背中を押されて買っただろう。先に書いたように、作業そのものは故障がなく、表示画面の欠損だけなので、右の4分の3の画面にウインドウを持ってくるとその中では問題が無い。ところが上辺のダウンメニューが欠損しているので、たとえばエクセルでは「挿入」という選択肢が見えない(けど存在する。)。見当をつけてクリックするとダウンメニューが開くが、これも大部分が欠損して「セル」とか「行」とかは見えない。大体順序は知っているのでカンでもできるが。不便このうえもない。


2 ダウンメニューが見えないのは困る。最初の細い線も見える。
2 Down menu is partly invisible.

そんなわけで、しばらく我慢して新しい筋が入ったら買い替えるしかないか、と通帳の残額を見直したりしていた。次回、新展開がある。
(つづく)