北風が吹き付ける季節になり、役目を終えた胡瓜の支柱を撤去しました。暑い季節にはあれだけ胡瓜が次々と収穫出来ていたのに、今は寂しい状態になっています。何やら人生に近い道筋を見ているようで、作業をしていても寂しさが漂ってきます。苗の時は若々しく力に満ち溢れていて、未来が輝いて見えます。苗が成長し収穫できるようになると、頑張ってはいるものの、ちらほら病気も出始め実の生産と成長との重圧が重く無し掛かってきます。成長は次第に弱くなり、実は生産されながらも病魔が株全体に広がり始めます。その頃には息切れも始まり実の出来具合も緩慢になって、更には気温の低下で役目を終わらせます。冬と言う季節がもの悲しさを演出してこんな思いになるのでしょうが、春が来ない冬は無いので希望を持って粛々と作業を進めることにします。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます