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大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

人を見抜く技術

2010-03-17 15:54:23 | 気になる本のこと
日本の社会で生きているということは、それだけでもうすでにだまされているということ、我々はだましの空の下で生きている。このことにもっと多くの人が気付くべきである。今の社会は決して正当や良識といったものから成立していないという認識をもち、それに対する心構えを持っておくべきである。 

桜井章一著『人を見抜く技術』講談社プラスアルファ新書より

 最近バックの中にしのばせて時間があれば読み返している本「人を見抜く技術」桜井章一著は人間を洞察する力を気付かせてくれるとても為になる本だと思う。相手を正確に見るには本能に近い感覚で素直に相手を捉えることが重要であり、日々人間は変化しているという自覚と、目の前の変化に対応しようとする柔軟さが大切な視点であると指摘している。そうすればたえず新しいものが生まれていることに気付き、それを発見できる。直感で正しいことを見抜く柔らかい観察力を磨くことで「新たな発見」をする。とどのつまり自分の色んな顔を最発見できるチャンスになると思う。冷静かつ透徹した眼で日本人の心と精神構造をえぐっていく本書には学ぶべきことが数多くあります。「世の中にはまずいものの数のほうが圧倒的に多い」「人間は、能力ばかりを追い求めるとある種の酸欠状態になってしまう」 日々生きていくうえで参考になる生きた教科書として必携の本だと僕は思い、強くお勧めします。


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