深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
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ほんのすこしのはなし

2011-04-10 09:50:48 | キャモデル (いろいろ)
ゆったりと、Mk2作ってます。
大分出来て来ましたが、もう一息です。

プロポーションアレンジの好みはあるに付け、言うまでもなく良く出来たキットです。

わりと、単純に見える変形にしても、すんごく真面目にやってるせいか、いっそめんどくさいw
ゴムパーツも柔らかくて、突っ張らないし、ABS製のフレームの節度感も、好印象、
こんなキットにケチつけるのは忍びないんですが、あえていうなら、可動手首とかじゃなくて、
握り手、バスター握り手を含めた、固定手首をいくつか、セットしてほしかったー!

平手の具合が宜しいだけに、とても惜しいなと・・・・

気に入らなければ、自分でなおすのが、昔気質なので、右可動手首は握りで固定して整形しなおしたんですが、
バスターワシ掴み手も、欲しかったなとw<左手を加工するかw

こっから先は、好主観の問題でもあるんで、さらっと読んでもらいたいのですが、
ロボット魂のMk2も含めた、最近のMk2の、立体物・・・
いや、当時のハイコン(1/144も含めて)もなんだけど、画竜点睛に、どこかバランスが変に感じておりまして・・・

いや、脚が長いとか、スリムだとか、まぁ、その辺が今風なのは、それなりに、バランスがよければ、
「作画が良い回のシルエット」みたいなね、それはそれで良いわけで。

ほいで、現在装甲も済んだ、R3版Mk2を、格好良く立たせて、何度も見治す・・・そんな感じの話


うーん・・・・うーん・・うぅーーーーーーーーーん

「やっぱ首だ!!!!!!!」

手元に、R3の完成品がある人は、一緒に見直して欲しいんですが、
<パッケ写真とかじゃなくて、あくまで実物の話

やっぱ首・・・・・長くない?不当に・・・・・・

実際Mk2は、首長いデザインだし、ヘビーメタルは、モーターヘッドにくらべて、
一種「奇形的」な、シルエットを、残してるわけで、そこは解るし、R3のデーターがそのへんを巧く汲んでるのも、理解したうえで、
やっぱし、首でバランス崩してる・・・・・・・ようにみえる・・・・・・

「ダルビッシュ、男前だけど、ちょっと首が長いね」みたいな????

幸い、完成後も、分解は吝かじゃない、構造なので、じっくり睨んで検討つけてから、バラスの候

常々1mm2mmの模型はしないし、出来ない性分なんですが、これはたぶん、その1mm2mmの話だと思う。

あらためてバラスと、首の骨のパーツで、詰めるのは難しくないわけで、よだれかけが取り付くピンの、すぐ上で、切り飛ばして、
「軟骨(首骨じゃなくその間の軟骨ね)」モールド一個半強(お好みで)削ってから、真鍮線を打って、がっちり再接着。

襟パーツの一部が、干渉するんで、適当に、削り飛ばし、ゴム製のよだれかけも、すそで、数ミリカットしとく<突っ張るから

さらに、このキットの小さくて大きい弱点「顎を引けない」ってのを解消するために、切り詰めた首骨パーツと、スケルトンヘッドの顎が干渉する部分を、
しっかり削りとばしとくと、ベターでございます。

ほいで、元どうり組み立てると・・・・・・

なんか大分、普通になった気がする!大成功!!!!
それに、「ロボは、ぐっと顎を引くだけで、2割男前に見える」といった、例に漏れず、どこか影のある、元悪者な二枚目っぽさが、増しましたよ。

まーーー 豪華な重箱の隅を突くような、しみったれたお話ですが、

「重箱の隅に、大好物のウニとかイクラとかが、くっついてたら、突かない手は無い!!!」・・・・そんな感じの話

R3 Mk2とか、さくっと、素組みで、作ってしまった人も、もいちど眺めて、重箱を突いてみたら、発見があるかもです。