ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

本日はグルージャ公式戦に

2009-06-21 00:10:30 | 第1紀 をかしら屋
今日、6月21日(日)は、サーーカー東北社会人リーグ一部、グルージャ盛岡対塩釜FCヴィーゼ戦に行きます。

いつも通り、「グルージャ弁当」「焼きそば三種」(もちろん新メニュー「ホルモンキムチ焼きそば」も)、豚汁、かき氷といったラインナップで、盛岡南運動公園球技場の真中の通路でお待ちしています。

11時からキックオフですので、10時ころには行こうかな。

午後からはゼブラの試合もあるそうですので、サッカーファンはぜひお立ち寄りを。

さて、たった今、最後のお客様が。
あとは片づけて、え~い帰るのは無理、無理。
明日というか、もうあと何時間か、7時集合だからね!!
今日は店に泊まります!!

今宵は「さつま揚げ」でゴクゴクっといくか!!

2009-06-20 11:52:22 | 第1紀 食べる・飲む
生きることは、喰うことと、見つけたり。

冒頭から、真に現状を語る一句であった。



写真は昨夜の、いや日付変更線が過ぎた早朝のデスク前。

いままさに、本日の売上を確認し打ち込む作業の直前である。

決して、遅い夕餉ではない。

ではないと言いながら、やはり晩酌としか見えないところに、ワタシの私生活の乱れというか、傾向というか、食い意地というか、何となく寂しげというか、甚だしく現状認識していないというか、そうは言いながら現状追認というか、惰性というか、ダイエット中と言うか、へ~これでもと言うか、まあそういうふうな流れなのだ。

トマトは健康にいいのである。

ナスとピーマンも健康にいいのである。
さらにこのビタミン群を摂取するには豚肉が最も適しているので、自家製ベーコンの端の余ったところを入れたりする工夫がかいま見れて微笑ましいわけである(はずだ)!!

さつま揚げは・・・・・、好物である。

相当、好物である。

人によってはワタシを指して、あなたは好物だらけだと、なぜか斜め目線で言う。

あるいは、アナタの口から「ウンマイ!!」という以外の言葉はあまり聞かないと、はやりの上から目線で指摘されたりもする。

まあいいさ。
それでも、さつま揚げは大好物なのである。

これは、「カワトク」でいま開催されている「夏の九州物産展」(~23日まで)で買い求めたものである。

鹿児島の「岡留屋本店」のさつま揚げ詰合せ1100円也である。

まあ、なんというか「普通においしい」のであるが、種類もあるからそのまま食べてもおいしいのはおいしいのである。

生ビールにあう。
たぶん、日本酒にも、芋焼酎にも、ジンにも、ウォッカにも、ホッピーにも、黒ホッピーにもあうと思うが、こう書くとやはりアイツは何でもいい奴なんだと、また言われるのかもしれないが、これはさつま揚げの天性であって、庶民的なのである。

確かに、いいさつま揚げは白身系の魚肉のほんわかとした感じと、そうでいながら新鮮な白身肉は新鮮な豚挽肉と同様、適度の粘りとテクスチャーが味わえる。

安手のさつま揚げは、これはもう使う魚も違うだろうし、だいたいが粉っぽいのであるが、これはこれで麺汁と煮たりするととてもいいのであって、そうでもなければコンニャクをごま油でいじめたのにネギと供に加えたりすると、もう香りも味も特売品とは思えないおいしさに浸る。

かの國を旅行、いや研修視察したときに、やはりさつま揚げの名店を訪ねたのだが、薩摩焼酎とともにいただく焼いたばかりのそれはとてもおいしかった。

食通は「おいしい」という言葉を使うなというが、おいしいのはおいしいのであって、これは単純に言っているのではなく、そのもの、その状況、同伴者、店のサービスなどありとあらゆる要因をぐいと飲み込んで「おいしい」といっているのであって、食の尺度ではなく、これは「幸せ」の尺度というか表現なのである。

まあ、しかし何もつけないトマトはいい具合に食べごろで、太陽の恵みを感じさせられたし、ナスもピーマンも自分の味付けであるから自分自身に最もあう訳で、他にしなきゃいけない仕事は後回しにし、一人、晩酌を楽しむのである。

そろそろ、横にある体重計にはタオルでもかぶせるかなどと、相方に聞こえないようにつぶやいてみる。




花巻星が丘の「ココス」は、いまいっとき、マルカン化しているのだった

2009-06-19 12:34:42 | 第1紀 食べる・飲む
平日の水曜日。

用事があり店を任せて花巻の自宅に戻る。

昼時までに何とか用を足し、店に戻るのも中途半端な時間だから、娘をたたき起こしランチに向かう。

最近、前の店からかわったばかりの「ココス」。
自宅すぐそばの星が丘にある。

ついたのは12時過ぎ。

娘はもうすでに探検に繰り出していたから、何がおすすめかと聴くと、やはりハンバーグだという。

それではと、ワタシは「ハンバーグ&エビフライランチ」。

娘は、「ココスのコンボランチ」。

それぞれに、「ドリンクバー」をつける。

まあ、ちょいと「エンゲル係数限界値一家」にしては、いくらナンバーワンの相方がいないとはいえ少しばかり「足りない」かなと、「メキシカンケサディーヤ」をハーフで頼む。
ダイエット中なのだから、「無理」して、ハーフ。

ドリンクバーはワタシはカルピスと追加でカルピスソーダ!!
同じくランチタイム無料のスープを「優しく」おかわり一回。
これが意外においしい!!



運ばれてきた料理は、なかなか大げさに言えば「チェーン店の味」という先入観を払拭させる丁寧な味。

「おおっ!!」とは叫ばないが、これが小さい洋食店で同じものを出されれば、「ああ結構なお味で」なんてテレビの「美食家」みたいに褒めたたえるのかもしれないが、まあ平均的、かつ「ケチ」をつけるところの無い優等生の、あるいは勤勉で運動部でテニスでもやっていそうな級長みたいなお味であります。

もう、ファミレスだから食材が冷凍だとか、ソースがレトルトだとか、そんなことを感じさせられない「普通にオイシイ」お味でありますし、チョイスできた「石窯パン」だって、きっと冷凍生地なんだろうけど、もう全然おいしいじゃないか。



「メキシカンケサディーヤ」も、そのままでも、酸味の効いたディップにつけてもうまい。
なんだ、やっぱり「ハーフ」じゃなくても良かったと少し後悔。

しかしながら、「ダイエット中」なので珍しくデザートは頼まない。

まあ、しかし驚いたのはその混みようである。

約50テーブルもあろうかという大きな店が、なんと出るころには待ち客がいるほど。

食べている最中に、次から次へと駐車場に入る車を見てはいたのだが。

平日だから、ファミレスのターゲットである子連れのファミリー客はいない。
やはり、時間もお金もあるご婦人方、同じ立場だが少し前まではファミレスにはあまり見かけなかったおじちゃん族、あるいはその夫婦。

もちろんネクタイ族もいるが少数。

なんか、「ここは体(てい)のいいマルカン大食堂か???」みたいな感じで、しかしながらドリンクバーはあっても「十巻ソフト」はないのである。

花巻人もあんがいに新しものがりやである。

しかし、同時に盛岡と同様にチェーン店はなぜか衰退する地域でもある。

市内の人も在と呼ぶ郊外農村地域の人も、わりと外食にはお金を使うから、小さい街の割には有名店も多い。

さて、このマルカン化はいつまで続くのか。
お味もいいし、居心地もいいので、ぜひご長命である事を祈る。

そういえば恒例の「サマーカレーフェア」もやっていた。

どこぞの開発部隊も頑張って新作を練ったのかな?
そのかたわらで働いていたころを少し思い出してしまった。

湯気のかなたに少年の頃のワタシを見た 神子田食堂

2009-06-18 13:18:46 | 第1紀 食べる・飲む
南大橋を曲がり明治橋に向かう途中で、ふと右に曲がった。

前から何度かそのように右に曲がり、さらに本当に細い小道の角を折れると、そこに小さな古屋の暖簾を確認した。

時間が合わないのか、商売を畳んだのか、前回まではその暖簾がかかっているのを見なかった。

少しの期待に応えて、昨日はそのくぐり戸の割には大きい暖簾が、ようこそとばかりたなびいていて、ワタシはすぐ横の一台しかない駐車場に車を滑り込ませた。

暖簾をくぐり、戸を開ける。

テーブル三席の小さい店内。
記憶の通りのたたずまいであった。

カウンターの窓越しに厨房につながるその壁にメニューがかかってあり、そこに呼び鈴があった。

小さい響き。

そして、お昼でもとっていたのだろうか、あの、あのおばあちゃんの少し口の中に食べ物をはさんでいるような「は~い」という、年齢は感じさせられるがりんとした返事があった。

そう、もうかれこれ数年、いや十年近く来ていなかったあの記憶の中の、もうその頃からすっかりおばあちゃんであったその人が、記憶通りのその離れた年月を感じない風情で現れた。

「雨は降らないでがんすね」と、これも記憶通りの盛岡弁で挨拶されるおばあちゃん。

ええ、途中はけっこう土砂降りだったんですよと答ながら、「中華」を注文する。

もうここは「中華」しか頭に無いのである。

そう、「中華」。

いまや進化系の「ラーメン」とは一画をなし、まるでその本流を奪われながらも静かに川の淀みのように横の急流をよそ目にくるくると静かにたたずんでいる「中華」。


小さいころ、体の弱かった母方の実家に長く預けられていた。
年長の従兄弟たちの中で、一番年下のワタシは、彼らにも親戚のおばちゃんたちにも可愛がられていたと思う。

もう働いていたのだろうか、従兄弟の長男が居るとときどきはお昼に食堂で「中華」をごちそうになった。

国道から少し細い道を入ったその近辺は、そのころはまだ新しかった市営アパートが何棟もあったせいか、酒屋と万屋と食堂がならんでいた。

その食堂の「中華」が少年の頃はたいそうなごちそうに思えて、従兄弟の長兄がいると、今日はどうなのかなと心待ちしていた。
ワタシも、従兄弟の弟たちも、親分子分ではないがその長兄が「中華喰いさ行ぐが」という言葉が出るのを、それでもじっと待ちわびていたのだ。

そしてその「中華」のうまいことといったら!!

母は年越しは豚肉のすき焼きと年越し蕎麦、正月はなぜか中華を作った。
たぶん、それは切ないほどのご馳走だったのだろう。
家でその頃に「中華」を作ることは正月以外には無かったと思う。

いま思えば、花巻には花巻の麺屋さんがあり、縮れ細麺がいわば「地中華」の麺であったし、他の食堂も味付けは同じようであった。

その子供のじぶんの記憶と、当時の面影のままであった「神子田食堂」の「中華」が、ワタシの記憶の中で重なりながら時折、ほんのり目覚めて郷愁の味を探しにさまようのである。

記憶の情景と、現実の目の前が交差しながらゆったりとした雰囲気に包まれる。



おばちゃんは厨房に戻る。
その中華を作るおばちゃんの工程の音が、けっこうシャリッと聞こえ、手際のよさを感じながら待つ。

テーブルは3つ。

ワタシは一番前の雑誌が、しかしありがちな古い雑誌ではなく新しい「週刊新潮」なんかが置かれてあるテーブルに座る。

青い淡いビニールクロスが掛けてあって、かわいいと言えばいいのだろうか。

厨房前のショーケースは空だ。
何が入っていたのか今はただ飾りとして店に鎮座する。

お酒の小瓶やソフトドリンクの入った冷蔵ショーケース。

こんなところで、ラーメンをつまみに冷やをやるのは、とても素敵なことだと思うが、ワタシは運転手。

しばらくして記憶の通りの「中華」が来る。



スープをすする。

スープをすする。

記憶を確認するために、スープをすする。

記憶に浸るために、スープをすする。

記憶の中に溶け込むために、スープをすする。

いつまでも冷めないスープ。
記憶と同居する夢も覚めない。

少し麺を茹でる小麦粉の香りがする湯気が、さらに記憶をたどっていく。
この小麦粉の香る湯気が、たぶん、ワタシにはご馳走なのだ。

とても幸せだった少年の頃に戻る豪華なハーブとしての湯気の役割。

麺は縮れ細麺だ。

柔らかいがのど越しはしっかりして、その縮れたところに優しいスープを抱いてくる。

思ったより柔らかかったナルト。
「ラーメン」にはなく「中華」に入っているのがナルト、かな?

しっかりとした醤油ベースのゆで汁をしみこませたチャーシュー。
すっと通った繊維が豚モモとわからせる。

その案外にストレートな醤油の味が、全体に優しい麺とスープのアクセントとなり、「本当はワタシが中華の王子様なんだよ」と言わんばかりに気品を漂わせている。

メンマ。
短めで本数の多いメンマ。

決していい麻竹を厳選し何時間もこだわり醤油で煮込みましたよ、みたいなあの矢巾の名店や、ウチの松園店の中華名人と大通店のT嬢がつくる立派なソレではないが、まさしく「中華」のメンマとして正しい姿勢をとっている。

たくさんのネギが、これも小さいアクセントとしてハーブの役目を果たしているし、見た目は存在感があり、食べるときはもう記憶から外れる子役のノリも、まあついているなという感じ。

そして別皿の沢庵がさっぱりした味を保管して、箸休めの役割を担っている。

これどうぞと持ってきた四角い瓶のコショーは、ワタシが最初にお世話になった会社のライバル社のもので、そのマークを見るといまだに敵意を感じてしまうのだが、こいつは粒も細か目で味も穏やかであるからあんがいに「中華」にあったりするから不思議だ。

嗚呼、記憶の「中華」。
記憶と現実が汗まみれで食べるワタシの脳の襞襞の中でやんわりと同居する。

片づけを終えたおばあちゃんが隣のテーブルにお茶を持って座り、その優しい盛岡弁で話しかけてくる。

少年の頃のワタシは、話し下手で、親戚の人にもなかなか話しかけられなかったが、年月が頑な心を少しはほぐしてくれたのか、このおばあちゃんとここでお話しできるのをとても楽しく感じる。

緊張を強いられる「今」から、ほんの少し。
湯気が覚める間の時間くらい、夢の中に居させてくれるこの平和な空間を、あなたも感じてみませんか。

きっと誰でも優しくなれる。
時空を越えて、少年の頃の純朴な自分に帰る時。

その細い小路を右に曲がってごらん。

そんなに魅力的なのかな?

2009-06-17 08:14:03 | 第1紀 をかしら屋
ここのところ週はじめの月・火・水でも満席になっている「をかしら屋盛岡大通店」。

なんで? って、なんでかな。

たぶん、「をかしら屋松園東黒石店開店1000日祭」だからだろうっていうのは、アタリ。

そして約半数が、例の「ごちゃ混ぜホルモン」 おかわりし放題!」のお客様である。

そりゃあ、「新鮮」なホルモンが「おかわりし放題」で「1000円」!!
豚ホルモン各部位に豚カルビ、キャベツ盛りにご飯までついていりゃあ、ホルモン好きにはたまらない。
学生さんなんか大喜びで、「喰いだめ」していく。

社会人の方も、なんとコレなわけで、よほどホルモン好きがいるもんだというか、やはり「をかしら屋」はホルモンフリークのたまり場である証明なのだ。

まあ、企画していながらなんですが、経営的には少し困りものですが、お客様が喜んでくれれば、きっと、「きっと」だよ!!、きっとそのうちいい方に跳ね返ってくるさと思ってはいるのだけれど。

嬉し、楽しで腹抱えてお帰りになる皆さんをお見送りしながら、わたしゃあ、腹でなく頭抱えて悩むわけです。

さあ、今日も一発頑張ってみるか。

麺でなければ、パンなのだ!!

2009-06-16 13:59:30 | 第1紀 食べる・飲む
ついこの間、肴町の中三角にある「ミッシェル肴町店」が改装したというニュースが流れた。
前を通ると改装中の看板もあったし、楽しみにして待っていた。

いつもの中三、これも角にある安散髪屋で三ヶ月分の髪を切ったあとにたちよる。

「パン工房」と名がついたように、パン窯が丸見えのオープンキッチンの中にサービスも含め店員7名が忙しそうに働いている。

お客様も平日11時ころだから、時間とお金がたっぷりある、おじさん・おばさんでいっぱい。
意外に「おじさん」が多いのだ。



あれやこれやと買い求めるパン屋の楽しみ。

本当はもっと買いたかったが、我慢我慢と押さえて、コレ!!

今日のまかないに登場である。
だから食べた感想は、ナイ。

肴町店はその名の別会社となっているようであるが、花巻で大成功をおさめた「パン工房」のスタイルを踏襲したわけである。

やはり作り手が見えるのは安心感というより買い気を増殖させられる。

こういうスタイルが大通に無いのは残念。
ちょっと前まではアートコーヒーがあった。

朝は7時半からやっているというし、イートインもある。
残念ながらずっと行列なので、ここで食べるのはちょいと窮屈で勇気が要ると思うが、外にもテーブルがあるのでやはり気候のいい今のシーズンにぜひ一度、だっと買ったパンを拡げてワインでも一杯やりたいな(無理か)。

ことこと左様に、やはり粉物が好きなワタシでありまして、麺、麺、ピザ、麺、素麺、うどん、蕎麦、冷や麦、はっと、ラーメン、パスタ、お好み焼き、ネギ焼き、たこ焼き、イカ焼き、ピザ、ピザ、麺、麺、麺、冷麺、ざる中華、冷し中華、冷風麺、うす焼き、グラタン、パン、菓子パン、カレーパン、ラザニア、餃子、たい焼き、サンドイッチと粉、粉、粉、小麦粉、米粉、そば粉、韃靼、雑穀、なんでもござれであるらしい。

らしいなどとうそぶいているが、四六時中、粉物が食い意地が大よそを占めている脳裏から離れないのであって、だからこそミッシェルでもニタニタ、ホクホク、コソコソ、ハレハレとだらしない笑みを浮かべてトレーを手にしているのでありました。

さあ、二時。
昼まかないの時間だよう~ん。

やっぱし、蕎麦だな!!

2009-06-16 11:49:57 | 第1紀 食べる・飲む
日曜日。

朝は素麺と決まっている。

どでかいサラダボールにたっぷりと。

相方は家庭用の小さい鍋一つでは茹できれないので、ガス口に二つの鍋。

具はグジュタマ(玉子焼き+スクランブルエッグ÷2のようなもの)、ねぎ、たっぷりの生姜、機嫌がよければノリ(さらに良ければ火にあぶってパリッとなる)、白ごまトッピング、いたって平凡である。

素麺を切らした朝は、当然、口喧嘩になる。
卵を切らした朝も同様であるし、たまに麺汁が無いと騒然とした雰囲気に包まれる。

娘も珍しく早起きしたから、素麺の量は得体の知れないものとなった。

そして、昼。

皆で盛岡にいるので、チラシで見た「トレンタ」に向かう。
なに屋さんかわからぬが、たぶんパスタとかピザとか軟弱系なのであろう。
それが500円とかのランチでというチラシ。

もう20日で店を閉めるというシティー青山の通りを過ぎ、ジョイス月が丘店の前に見つける。

しかし、やはり、なるほど、うぬぬ、あちゃ~、と待ち客でいっぱいなのである。

こういう時は我が「エンゲル係数限界値一家」は素直である。
あるいは食欲が時空を越えられない。

つまり、待てないのである。

はは~と頭の中はこういうこともあろうかと、ある店へ。

「結庵」である。

このブログにも何度か登場している蕎麦屋さんである。

まあ、好みである。

場所がなかなか分かりづらいから、「Yahoo!グルメ」を参考に。


さて、やはり空きは一卓。ラッキーだな。

お目当ての「結庵そば」が無くて、アンラッキー。

すぐ気を取り直して冷たい蕎麦(大盛り)と半天丼のセットを注文。
娘は、いつもながらに選択にさえわたって、ぶっかけ系を。
相方はあったかい蕎麦と天丼のセットだったかな。



細めの蕎麦はもちろんおいしい。好みである。

天麩羅がこのうえなくカリッと揚がっている。
粉のなせる技であろう。

ここはそばがきとか、あげ蕎麦とか確かあったと思う。
本当は日本酒を一本くらいぬるにして、こういうあてを楽しみたいが、今日は運転手。

酒のかわりに、どろっとした蕎麦湯をおかわりして楽しむ。

まわりのお客様もほとんどが家族連れ。

目をギョロつかせ、静かに気合を入れて、ずるずるっと音を思いっきり立てながら蕎麦を手繰る「我こそは蕎麦道楽」みたいな小難しいおじさんはいない。

「このそば粉は信州か、いや北海道か、はたまた豪州か。打ってから54分くらいたっているかな。」などと「通」を匂わせるおじさんはいないが、おいしい蕎麦屋であることに、ワタシ的には間違いないと思う。

だから、街からちょこっとはずれた住宅街の蕎麦屋ってのは、やはり居心地が良いわけで、難を言えば車で移動するしかないから酒を飲めないことぐらいなのである。

だから、できればこういう蕎麦屋さんが家の近くにあるとたいへん好ましいのであるが、そうでもないところが大食らいの嘆きとなるわけである。

何やらいろいろあるね~ 今日のニュースから三つ

2009-06-15 19:48:59 | 第1紀 生きる
いつも日に何回かニュースをネットで見る。

今日の話題を三つ。

なお本文は著作権があるから掲載しません。
ポチッと押して、ニュースへ飛んでください。

明るい方から。
岩手日日新聞。
全日本花いっぱい花巻大会成功へ始動 20団体集い実行委設立 (06/15)」

来年の6月12日、13日に行われるそうです。
見なっきゃ!!

切実。
盛岡タイムス。
苦境にあえぐ大通の外食業界 県外資本から撤退組、空き店舗化も」
う~ん、ひどいね~。
先輩たちも苦しんでいるな~。
などと言っている場合じゃないかも?

先日のコンサートの続きを照井さんから。
盛岡タイムス。
「〈トシコズ・ドリーム〉22 照井顕 オール・ザット・ジャズ」
穐吉敏子さんと夫のルー・タバキさんは、盛岡ホテルルイズで行われたコンサートの翌日は照井さんの「開運橋のジョニー」でピアノクリニック(他紙のニュースにもありましたネ)。その翌日は北上でコンサート。へ~、さくらホールにはファツィ・オーリっていうピアノがあるのか! そして翌日は秋田大曲だったそうな。なかなかハードスケジュールでしたネ。来年も来るかな?

ったな感じ。

それにしても大通のこの静けさはなんだ。
とりあえずは満席なんだけど(15日、月曜日、午後8時)。

ちなみに、やっぱり大手企業は10日にボーナスが出たらしいんだけど・・・。

スパニッシュライツ

2009-06-15 11:37:19 | 第1紀 食べる・飲む
13日、土曜の夜。
確かに平日と違い、「をかしら屋盛岡大通店」も「松園店」同様、最近は家族客が多くなってきたから早めに始まり早めに終わるのだが、サラサラッと申し合わせたように会計となり、9時には誰もいない寂しい店となった。

松園店との合同「営業会議」を予定していたから、まあこんなものかと早仕舞いしようとすると、若い社会人の一行がなだれ込む。
体育会、バレー部だという。
二次会らしいが、スポーツマンらしく飲むのも喰うのも威勢がいい。

そうかと思うとDMを持って常連さんの到着。

松園組も10時閉店のはずが、お客さんがまだまだ元気だということで、結局、集合は12時前となった。

向かうは5人衆。
華奢な男が二人と、アマゾネス三人だ。

餌場はちょいと洒落た。

スペイン料理だ。

明日、県北の闘牛に我が班から二名向かうという。
闘牛といえばスペインが本場である。
ほんの、はなむけだ。

近くの農林会館地下にある「スパニッシュライツ」。

入るのは初めてだ。

広い!!
ややっ、広いわな~!!

雰囲気はスペインながら、ちょいと洒落たスポーツバー風でもある。

先ずは、どっかのクーポンでスペインワインハーフボトルサービス。

それに、泡。
スペインらしくないが、やはり労働者の一杯目は泡なのだ。
恵比寿(生)やらエーデルピルス(生)やら。
食べることには興味津々の松園班長はなにやら紅茶のビールだとか。

甘かったらしい。

食べるのは忘れるほどたくさん。

もちろん、ワタシはスペインオムレツ。

ジャガイモなんかが入ってて、オーブンでしっかり焼くやつだ。

今日のオススメに、なんとかのカルパッチョ。
ミートパイかなんか。
これにパンがついてきた。
これがうまい!!

パン、おかわり。

ほんの二回ほど、おかわり。
あったかくておいしい。
丁寧に中を割ってあるから、何でも挟める。

イヒヒ。

スペインサラダ(?)。
ソーセージの盛り合わせ。
スペイン風コロッケ。
牛の胃袋のトマト煮。
何とかのパエジャ(パエリア)。うんまい!!
スパニッシュサラミのピザ。クリスピー!!
他に何品か追加!!



(写真がまたまた大きい、圧縮率がわからんようになってしもた)

ビール、どんどん。
松園班長と大通班長はカクテルやら何やら追加!!

ワタシはカヴァで、また皆で乾杯。

腹一杯、ラストオーダーでとうとうチーズとサングリアまで届かず。
無念!! ながら、お腹はパンパン、頭はふらふら。

しめて一万と七千円ほど。

安い!!

そしてスペイン料理が、日本を代表する庶民5名の口にあったことが大きな収穫。

夜二時までやっているし、メニューは多いし、お手頃な値段だし、サービスもいい、料理はうまい、広くゆったりできる。

誠にいい夜であった。

まあ、大通も松園も「チャグチャグ馬コ」の売上も良かったから安心して飲めた訳。
これが、あっちもちょいとネ、こっちもガタガタ、そっちもほど遠いなんてなると、ワタシは悲しくなる訳で、皆さん、ぜひ今週も「をかしら屋松園東黒石野店開店1000日祭」をやっている大通店、松園店にいらしてください。

【報告】 チャグチャグ馬コ

2009-06-14 10:05:56 | 第1紀 をかしら屋
昨日、6月13日、6月第二土曜日はみちのくに初夏を告げる「チャグチャグ馬コ」が行なわれた。

日にち固定から曜日固定になったころから「晴れ」の特異日が変わって(よくある話だな)、昨年もぐずつき気味であったし、10時前にあの「岩手宮城内陸大地震」があり、チャグチャグ馬コも行程の変更などもう一つ盛り上がりに欠けたのではないか。

そして昨日。
最近、また当たらなくなった天気予報にこちら出店者側も右往左往させられたのだが、やっぱり雨から快晴に直前予報が変わったのに、昼前に雨。
しかしすぐ晴れて、おおむねいい天気のお祭りとなり、チャグチャグ馬コも晴々として行進したようです。

「をかしら屋」催事部隊は昨年同様、「プラザおでって」広場で催事。



LPガス協会から「高圧ガス」の指定シールも取り寄せてさあ出発。



「プラザおでって」のある中津川は「チャグチャグ馬コ」の休憩所。
ここで水分補強ですな。



いつものように、店内と同じで「POPだらけ」の「をかしら屋」ブース。



今日から「ホルモンキムチ焼きそば」も正式デビュー。

売上も前年のウン倍で好調!!

(しかし写真がでかいな。圧縮率を間違えたかな。携帯の方はゴメン。)



2時前には「チャグチャグ馬コ」御一行様も通り抜け、鞍上の少年達もニコニコ。
観客も多かったな~。

「をかしら屋」催事部隊は、「これぞB級グルメの真骨頂!! 自家製辛味噌の鉄板焼きホルモン」です。

これをお読みの報道関係者諸君、催事プランナー(そんなのあるか?)、市町村・町内会・商工会・商店街の催事当番・大工場の従業員厚生担当の総務課諸兄。
ぜひこの「をかしら屋 鉄板焼きホルモン」をあなたのお祭りにお呼び下さい。
行列間違いなしでっせ!!

などと宣伝しつつ、本日のブログは終わり。

このあと久々に夜の営業が繁盛し、予定時刻から90分遅れではじまった「をかしら屋」販売会議(?)については後ほど案内しましょう。

そして日曜日。
大通店は定休日ですが元気な松園店は今日も営業。

そして「をかしら屋松園東黒石野店開店1000日祭」好評実施中。
のご来店全員にもれなく当たる松園店限定の大抽選会も、特賞「一万円クーポン券」、一等賞「五千円クーポン券」の当選者もでてホットに継続中。

ぜひ、ご予約してご来店下さい。
(昨夜も駐車場は一台ポッキリ。今日は寂しいなと店に入ったらガヤガヤ満席でした。どっからお客様がいらっしゃるのか、恐るべし「をかしら屋松園東黒石野店」であります。)