ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

王様のラーメン

2012-03-28 11:19:14 | 第1紀 食べる・飲む
大通店近くの桜山界隈はじゃじゃ麺の老舗やら若い人の流行りの店やら、最近は活気があっておもしろい。

その池をはさんで岩手日報社の真向かいの古びた店を居抜きでラーメン屋にしたと本人から聞いて、ようやく昨日たどりついた。

昔は県庁や市役所の職員などで夜は大賑わいだった長屋の中程にその店はあった。

「藤嶋家 玉」。
昔は王様を名乗った店を構えていたが、昨秋にこの地で開業したらしい。



メニューボードに大好きな「汁無し坦々麵」があり、う~んと唸ったが初志貫徹、「ラーメン」に極太メンマと煮玉子をトッピングで注文。
小降りの昔ながらのラーメン丼になみなみと注がれたスープは、無化調に挑戦しているらしく澄んで厭味が無くだしの香りが心地好い。
力の入ったメンマもよく味がしみこみ、全く調和のとれたラーメンであって、朝飯がわりのワタシにはちょうどよい量でもあった。

主人としらふで話すのは初めてで、ワタシは呑むと静かになるのだが、酔っていてもしらふでもテンションの高い彼との会話はすごく楽しい時間だった。
年齢は多少ワタシが上だと思うが、生きてきた時期と場所と仕事が重なり合う部分が多いのか、どの話も深く突っ込んでいける。

今度は夜にワインでも一杯ひっかけながら、〆にラーメンをと思い、店を後にした。


昨夜は大きな地震もあり、ワタシのスマホもこういう時は吠えるんだと確認しながらお客様に注意を促した。
さいわい大通店のビルは頑強で地震もさほど感じなかったが、松園店と本宮店のガスは止まったらしい。
花巻も5弱でそうとう揺れたらしいが、娘の報告ではスピーカーは無事だっということで、ほっと胸をなでおろす。


そうそう、桜山のラーメンの帰りは、例の豆腐屋さん「田楽茶屋」にふらりと寄り、いつものようについついたくさん買ってしまった。



だから夜の事務所は充実。
「田楽茶屋」さんの凍み豆腐やキンピラ牛蒡、豆腐の一口カツに自作のコンニャク炒め。

量はたっぷりだが、たぶんヘルシーもたっぷり?

そんな夜にまたもや湿った雪がボタボタ。
全く往生際の悪い今年の雪。


去る方のあといくつかの夜を「をかしら屋」でいかがですか。

お待ちしております。

(明日はワタクシゴトながら100歳で旅立った叔母の葬儀で仕事を休みます。)

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