昨夜、今週の黒豚内蔵入荷。
ここのところ、ずっと若いオス。
さっそく「部品」に解体。
間もなく定刻18時半ちょっと前に常連N氏登場。
従って今夜は「せんべろセット」ではなく「黒豚セット」を所望(というより押しつけた)。
(写真:シロ/大腸・小腸、ガツミノ、雄のシルシの去勢により退化したイツモツの根っこ、タンスジ、タン軟骨、タンモト、ハツ~黒豚はなぜか心臓が小さい~、レバー)
洗っているときから今週のオスはオイシソウ。
特にシロモノの脂がサラッとしていて腸の色もキレイだ。
店主&従業員J氏の味の確認分も含めて多めに盛りつける。
そして店主確認。
レバー良し、非常に良し、なんだこの甘さは、このテクスチャーは。
シロ良し、非常に良し、たいへん良し、思いっきり良し。
たまげるくらいに良し。
店主さらに200g盛りつけて、味の確認から「オイシサ貪る」タイムに突入。
はい、お早めに。
そして、迂闊な事に気がつく。
なんと頼んで届いたコブクロがいつもの規格と違う。
当店では歯ごたえの好ましい「コブクロ(L)」を使用しているが、届いたのは一般の「コブクロ」。
「コブクロ」は「仔袋」であり「子宮」を意味するのだが、豚内蔵のパーツ規格で「L」は親豚の大きめのソレを指す。
通常、スーパーなんかで売っているのは子供のコブクロ。
これはこれで臭みも無く、ニュルニュルしてオイシイが、親豚のは厚みもあり、コブクロ好きのホルモンファン、シコシココリコリ族さん達には非常に好評である。
ただし出荷月齢も揃っている子供(未経産)の見た目もキレイなソレとは違い、母親の経産豚の力強いソレは母親の出荷状況や彼女の一生涯の経験より多種多様であり、色・弾力性など固体別に差があるのが特徴であります。
さて、いつもの親豚のは過去記事が多くの方に繰り返し読まれているようであるから(たぶん精肉・焼肉関係の方かな)ここでは触れず、入荷したものをお返しせずそのまま処理した昨夜の状況をお話ししたい。
うん、袋から取り出した状態でも、見た目も揃ってキレイ。
軽く塩をまぶして良く洗う。
で、試しにというか久しぶりの味を確認。
あ~、未経産豚のコブクロ特有のニュルニュル感が好ましい。
筒というか管の中もキレイなので、ぶつ切りでも問題ない。
いつもの親豚の場合は管を割いて使用するが、なかなかこれが面倒な作業で、強者たちの管の中もいろいろな色や匂いにまみれた液体が充満している場合が多いのであります。
これに比べ未経産の子豚の場合、管自体も小さく細く、内容物もないことから、円筒状に切るだけでいい訳です。
なかには軽く湯掻いて「コブクロ刺し」なんかでお食べになる食通もいらっしゃるとか。
解体状況の現場写真。
こんな具合です。
円筒状に切れば良いといいながら、管についている膜はキレイに取り除きます。
この一手間がホルモン屋。
切り終わった状態です。
(左下が切り取った膜たち)
これをたくさんの塩で洗って洗って洗います。
で、昨夜出来上がりの2㎏の未経産コブクロ、さてどうしましょう。
まぁ食べたい方、お好きな方は申しつけください。
さて、今夜はサッカーか。
ウチの小さいテレビでニュルニュルシコシコでもつまみながら一緒に応援しましょうよ。
そうだ、そうに決めよう!!
ここのところ、ずっと若いオス。
さっそく「部品」に解体。
間もなく定刻18時半ちょっと前に常連N氏登場。
従って今夜は「せんべろセット」ではなく「黒豚セット」を所望(というより押しつけた)。
(写真:シロ/大腸・小腸、ガツミノ、雄のシルシの去勢により退化したイツモツの根っこ、タンスジ、タン軟骨、タンモト、ハツ~黒豚はなぜか心臓が小さい~、レバー)
洗っているときから今週のオスはオイシソウ。
特にシロモノの脂がサラッとしていて腸の色もキレイだ。
店主&従業員J氏の味の確認分も含めて多めに盛りつける。
そして店主確認。
レバー良し、非常に良し、なんだこの甘さは、このテクスチャーは。
シロ良し、非常に良し、たいへん良し、思いっきり良し。
たまげるくらいに良し。
店主さらに200g盛りつけて、味の確認から「オイシサ貪る」タイムに突入。
はい、お早めに。
そして、迂闊な事に気がつく。
なんと頼んで届いたコブクロがいつもの規格と違う。
当店では歯ごたえの好ましい「コブクロ(L)」を使用しているが、届いたのは一般の「コブクロ」。
「コブクロ」は「仔袋」であり「子宮」を意味するのだが、豚内蔵のパーツ規格で「L」は親豚の大きめのソレを指す。
通常、スーパーなんかで売っているのは子供のコブクロ。
これはこれで臭みも無く、ニュルニュルしてオイシイが、親豚のは厚みもあり、コブクロ好きのホルモンファン、シコシココリコリ族さん達には非常に好評である。
ただし出荷月齢も揃っている子供(未経産)の見た目もキレイなソレとは違い、母親の経産豚の力強いソレは母親の出荷状況や彼女の一生涯の経験より多種多様であり、色・弾力性など固体別に差があるのが特徴であります。
さて、いつもの親豚のは過去記事が多くの方に繰り返し読まれているようであるから(たぶん精肉・焼肉関係の方かな)ここでは触れず、入荷したものをお返しせずそのまま処理した昨夜の状況をお話ししたい。
うん、袋から取り出した状態でも、見た目も揃ってキレイ。
軽く塩をまぶして良く洗う。
で、試しにというか久しぶりの味を確認。
あ~、未経産豚のコブクロ特有のニュルニュル感が好ましい。
筒というか管の中もキレイなので、ぶつ切りでも問題ない。
いつもの親豚の場合は管を割いて使用するが、なかなかこれが面倒な作業で、強者たちの管の中もいろいろな色や匂いにまみれた液体が充満している場合が多いのであります。
これに比べ未経産の子豚の場合、管自体も小さく細く、内容物もないことから、円筒状に切るだけでいい訳です。
なかには軽く湯掻いて「コブクロ刺し」なんかでお食べになる食通もいらっしゃるとか。
解体状況の現場写真。
こんな具合です。
円筒状に切れば良いといいながら、管についている膜はキレイに取り除きます。
この一手間がホルモン屋。
切り終わった状態です。
(左下が切り取った膜たち)
これをたくさんの塩で洗って洗って洗います。
で、昨夜出来上がりの2㎏の未経産コブクロ、さてどうしましょう。
まぁ食べたい方、お好きな方は申しつけください。
さて、今夜はサッカーか。
ウチの小さいテレビでニュルニュルシコシコでもつまみながら一緒に応援しましょうよ。
そうだ、そうに決めよう!!