ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

産毛

2012-08-23 09:30:05 | 第1紀 食べる・飲む
季節の終わりに、
と思ってもなかなかこの暑さはおさまりそうも無い。

例年、お盆あとはおとなしいのに、昨夜は思いがけなく忙しかった。

暑さもあって少し気だるく事務所に戻り、シャワーも面倒で泡の相手を探す。



泡にはこれだと田清マートで買った「一番オイシイ」岩手県産枝豆。
一番オイシイの「一番」はどの範疇を指すのかなどと面倒なことを考える必要のないオイシサ。

教科書のようにヘタも切らず、さっと水洗いし塩揉みして熱湯で3分半。
実が小振りなので、30秒程茹ですぎたけど、今年「一番」のオイシサ。
ここの「一番」はワタシが食した中でという範疇だから、今期は自宅で一回、花巻双葉町で一回(けっこう大きめの器できたのだが、若き友人は自分ちの畑のを毎日食べているからと敬遠し、独りで貪った。枝豆はボトル1400円という焼酎にヤケにあった。)だから3回のうち最高ということだが、いやそうでなくても「一番」なのだったと思う。
産毛もいとおしい夏の終わりの枝豆。
本当は枝豆のシーズンは続くのらしいが、ワタクシ的には盛夏の食べ物だと思う。


そういえば、この間、花巻の田圃で白鳥の小さめ、子供っぽいのの一群にあったのだが、あれは何かの見間違えか、鳥の知識がないのか、季節のはぐれ鳥だったのか。
農家の人は複雑だろう。

しかし、暑いのに夕立もなく、ざっと降って気温をさげてくれるあの雨を恋しくなる。
そうはいえ、少し涼しくなれば暑さを懐かしんだりするのだから、人は勝手だ。

暑いうちと寝苦しい夜の汗をとるために「水風呂」に入る。

うん、夏だ。