ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

Big & 太肉麺 & Mauntee & 田村麻呂 & 三吉 & 〆はいつもの動物園

2012-01-24 11:30:13 | 第1紀 食べる・飲む
人間休む事も必要と、正月の代休を1月はしっかりとっている。
店が休みだと、こちらも、まぁ今日はいいかと、自然に休める。

そんな土曜・日曜の2日間とちょっとの記録。
もちろん喰う事が主な行動であったのだが。


さいしょに「ちょっと」から。
写真に残しておいた土曜日のブランチ。
盛岡松園事務所まで事務応援にやってきた母娘二人組のお土産は、、



Big America の Grand Canyon
2度目のお目見えである。
Bigである。
大きいだけで「オイシイ」とは田舎のおもてなしとか感情だとか言う人はいるが、大きい事はいいことだと素直に言える体でありがたい。
文句があるなら、どこからでもかかってこんかい。



いや、泣けるなぁ、おひさのフィレオフィッシュ。
いや~、ワタシはこれが一番好きなんだ。
しかし、今回は間違ったよ、喰う順番が。
グランドキャニオンの前にこの繊細なるマックを食べなきゃいけなかっかのだ。
しゅくん。



娘は期間限定の「ブルーベリーチーズパイ」も持ってきた。

うん、そしてこの土日はマック無料クーポンがもらえる日でもあったのだ。


そして、夜は前回報告の「新年会」。

開けて日曜日、早起きして仕事をパッと片づけて、急いで花巻へ。
そのまま、「エンゲル係数限界値一家」はホリディーランチへ。
ここしばらくのテーマである、花巻の新規開店ラーメン屋探訪の第2弾。
何故か急に店仕舞いした流行りのラーメン屋の居抜きで入った、中華っぽいお店に。

広い駐車場は一杯であって、店も混雑していたのである。
ワタシ達の前に4組が食卓についている。
1組は昼宴会の模様。
厨房は男性2名、外は女性3名のスタッフ。
30分程待ったのは、順番に一組ずつ片づけているからで、これはそう文句の来ないやりかたであるが、少し待つのもしかたがない。



ようやく餃子がきて、でも長く待った割にはビールはぬるくなっていないので、ご機嫌モードに戻る。



娘は坦々麵。
チンゲンサイの緑も豊かな見た目良し、タマゴ良し、香りよし。
まぁ、ただゴマの香り高いまったり感のスープがお好みの娘には、少し薄かったのかもしれない。
坦々麵の命はゴマだと、ウチの名人は言う。
じゃあ、気にしないでいいのを使ってというが、いいのにはきりがないと名人は言う。
そしてゴマは直前処理でなければいけないと名人はいい、それは厨房独りでは難しいことなそうである。
この店もしかりである。



相方はラーメンとエビチリ丼のセットである。
ザーサイがついているのは良し。
ここでザーサイが出るなら、しばらく待ったビールのつまみにも欲しかったというのは、贅沢かな。
相方はワタシだけタマゴがないと、淋しくつぶやく。
はいはいと気のいい娘が半分差し出す。
麺は共通で、とある製麺屋さんのだとはきいていた。
なるほど、中華っぽい麺である。



ワタシのは「太肉麺(ターローメン)」。
肉は花巻名産の白金豚なそうである。
見た目もボリュームも「太い」というからには、もう少しだけ、あとちょっとね、と食いしん坊はいう。

丼が少し小さめではあるが、写真のように見た目もバランスがいい一品であった。

調理の順とか、フロアのサービスとか、お声かけとか、販促とか、ビールのメンテナンスとか、いろんな面でたいへん参考になりました。
本当に勉強になりましたね。
MEMO帳もいっぱい。

そして全店休業で、今日は休むぞといきごんだ昨日の月曜日。
先週、臨時休業でたどりつけなかった北上の「mauntee」に再挑戦。

ホームページには、やはり先週は臨時休業ですとあり、自分のところもHPにそういう事は記載しているんだから事前勉強が足りなかったと反省。

12時前着でなんとか席はあった。
人気のイタリアンの店で、客は女のこ(老若問わず)だけであった。

スタッフは男性3名、女性1名で、キビキビしている。
入口に大きなピザ窯があり、薪の火で赤々と燃えている。

二人ともピザのランチを選び、ドルチェも追加する。



先ずはサラダとスープ。
いい彩りのサラダ。
なんだ、ホルモン屋でもこういうサラダを出せばいいじゃないかと、ふと思う。



そして、フンギのピザ。
うん、オイシイ。
生地はそう厚くなく薄めで軽い食感が好ましい。
厚手のしっとりしたのも好きだし、クリスピータイプもいいのだが、今日のはランチとしてはとても好ましい。
大きな窯で、そう2分もかからず焼き上がるのではないのだろうか。
それをみながらわくわくして待つのもいいのだ。



定番のマルゲリータ。
その店が自分に合うかどうかは定番中の定番、マルゲリータがわかりやすい。
そして爽やかなトマトの風味がとても好ましいこのマルゲリータは、ワタシにも娘にも合いました。
麦の香りとトマトの(酸味が抑えられた)爽やかさがとても合います。



ドルチェは娘がティラミス、



ワタシが、ふにゃららで、



エスプレッソ(ワタシ)やラテ(娘)もあって、とても満足。

お隣の卓はお持ち帰りを頼み、そうだ入口にテイクアウトのパンフもあるんだな。
相方よ、まぁお土産じゃなく、今度は三人揃って来ようよ。
そうすりゃ、わたしゃワインたらふく呑めるばい!!


北上から花巻に戻り、娘を自宅において、そのまま台温泉「精華の湯」に。



帰りに羽山神社におまいり。
腰に効くというから、いつもより丁寧に神様にご挨拶なのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・ 発見は、南北朝時代といわれていますが、言伝えでは坂之上の田村麻呂が遠征のときに体を癒したと伝えられ、「体癒ゆ(たいいゆ)」といわれたところから台 (原名:タイ) という地名がついたといわれています。台温泉神社はこのときに田村麻呂が祭典を行ったともいわれており、また台温泉の入り口にある羽山神社は田村麻呂の建立といわれています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

うん、台温泉の事でした。


風呂帰り、書斎で軽く缶ビール2本で、キューバタン。

夕方、後輩部長が迎えにきて、おひさの花巻豊沢町「三吉」へ。
奥さんはだいぶ元気になったみたい。

いつもの焼鳥で、あ~うまい!!



親爺さんの焼きかたは絶妙の絶である。
奥さん差し入れの漬物もオイシクいただいて、次は軽く焼肉。

そして、お化け屋敷、またの名は「動物園」へ。
ママは今日も元気だった。

うん、人は歩いていないけど、花巻双葉町の夜は楽し。


今日から真面目に仕事に戻ります。
夜はワタシは大通店にいます。

じゃ、、

(あ~4665文字も書いちゃった。原稿用紙11枚分だよ。芥川賞作家なら原稿料いくらになるかな。)

(そうそう、食べてばっかりじゃないよ。この2日間で、久しぶりに本も2冊読めた。うん、休みはイイネ。)