ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

RED GARLAND

2010-09-02 11:25:53 | 第1紀 読書・JAZZ
久しぶりに音が鳴った。

静かな情熱が、情緒的な音色を伴い、JBLスタジオモニター4408Aから流れる。


marantzのCD/MDプレーヤーが帰って来たのだ。

お盆前、演奏中に何度も電源が切れるという事故があり、お盆の忙しさもあってしばらくしてから仙台のサービスセンターへお願いしたのだが、その日の内に部品交換をすませて対処していただいたらしく、すぐにかえってきた。

電話の応対もスピードも文句なしの対応で、まことにありがたかった。

保障期間内であり無料である。


真空管アンプをしばし温める時間ももどかしかったが、プレイボタンを押してでてきたのは、閉じ込められたままのCD、RED GARLAND のおなじみのアルバム「The Nearness of You」のスタンダードナンバーたち。

確かに日本人のファンの方が多かったという、彼らしい慎ましやかな、清らかな音色に、穏やかな情熱がこもっている。

ささやくように、さりげなく訴えかけるそのメロディーの美しさに惹かれるのが日本人気質なのかな、とても耳障りがいい。

アルバムの写真も洒落ていて、思わず大きいアナログ盤も購入したのだ。

CDではなんだが、アナログLPの大きなアルバムを並べて鑑賞するのも音楽好きの楽しみの一つだ。


これで、はちゃめちゃなテレビのモーニングショーともお別れ。

もっとも音量はゼロにしていたのだが、ときどき、こいつらっ!! いい気になるなと叫びたい場面もあって、しかしなぜつけているかというと、まあ、寂しがりやだからね、ボクは!?


だいぶアンプがあったたまってきて、音に幅が、艶が出てきた。

しばし、聴きほれるとするか。