29日は「29日会」の日であると想い出すのはいつも直前。
母校、花巻北高等学校の同級生数名が毎月、「小ぎく」に繰り出し、呑み騒ぐ会である。
そして今月も前日に想い出し、当日の夜、もう会も始まっている時間だろうとそわそわしながら花巻から一時間はかかる「をかしら屋盛岡大通店」にいた訳。
これも高校の同級生の職場ご一行様のご予約をいただき、あとはちらほらで、さあ行くぞと着替えたら、どやどやと団体が入り込み、小さな店は満卓に。
私服で最初の乾杯からオーダーまでをさばき、落ち着いたところで従業員の男二人を置いて去る。
花巻へ向う高速道を、それでも制限速度で飛ばし、一路、「小ぎく」へ。
いったん自宅に寄り、娘に送られ会場についたころには宴たけなわ。
こっちも負けじと呑む、食べる。
花巻の夜の名店、「小ぎく」の料理の写真をちょっと。
ちょいと写りは悪いが、いつも素晴らしい料理の数々。
鮑、カキ、マグロ、エビ、雲丹、ナス、なんだかんだ・・。
鍋は鯛、そして「松茸」。
店にもオリジナルの日本酒と経営する同級生の彼が選ぶワインの数々があるが、毎月持ち寄る今日の酒は「八海山」。
飲み比べも楽し。
でも、やはり舌に馴染むのはいつもの本醸造。
吟醸、純米吟醸なにするものぞと、その強い個性を光らす。
毎月同じような話題。
しかし、その同じ話題で、毎月盛り上がるのも同級会のいいところ。
もう、肩があがらないとか、新聞が読みづらいとか、健康面の不安はみな抱えるが、その呑みッ振り、食べッ振りは、はるかに年齢を越えていると思うのだが・・。
持病を抱える同級生が、今日は調子がいいというので、じゃあ繰り出すかと「花巻一の繁華街 双葉町」へ。
友人達はいつものスナックへ。
ワタシはちょっと寄り道して「動物園」で久しぶりにママと歓談し(愛読者の相方はここは外して読むこと!!)、先ほどの友人達の店がエアコンの不調でサウナになったらしいというので、違う店で合流。
さんざ唄って呑んで・・。
そう、喉のポリープ騒ぎ以来のマイクを握りしめ、そして花巻の夜は更けましたとさ。
ああ、毎月の幸せな、心がやすらむひととき。
なお、花巻のスナックはひと座り二千円もあればくつろげます。
おまけに他の客はめったにいませんので、ゆったりできます!!
じゃ。
おまけの自宅の庭の花。
今年も咲いた桔梗。