自慢話ほど内緒にできない。
酒呑めば、いい女との想い出話も、本当は内緒にしなきゃ伝わっていくのがわかっていても口に出る(と推測される)。
ワタシなら、2億円の宝くじが当たったら・・・・・・、ぜったい内緒にできっこ無い。
遠い親戚から、幼稚園時代の友人と称する者や、なんとか教やかんとかNPOがわんさか押し寄せることがわかっていても、口をつぐむことは、多分できないだろう。
さて、今日は外で久しぶりにランチを頂いた。
これを書けば、相方は「贅沢は敵だ!!」と怒り狂い、娘は「あんただけいい思いして」とため息つくだろうが、それでも書いてしまうのは、やはり素敵だったからだ。
「かわ広」という店が昔からあるのは知っていたが、やはり敷居が高く、いろいろな自称食通さんの書いたブログなど見ながら、一度はいってみたいと思っていた。
それが、今日、なんとも行かなくてはと思い立ったのは、やはり取りきれない疲れからだった。
(相方は、また言訳が始まったと、飛ばして読むことだろう)
疲れには「うなぎ」である。
日本人なら「うなぎ」だよ。
「しじみ」じゃ、ちょいとこれだけじゃあね。
「にんにく」もいいけど、それだけじゃ色気が無い。
「レバー」はとってもいいのだが、毎日切っていると、なかなか焼こうかという気分にはなれない。(といいながら、結構、まかないとして出る、というかリクエストしちゃうのだが)
で、南の方に用があったから、少しだけ西に廻って「うなぎ」を喰おうとなった。
食欲中枢が突然、「かわ広」の存在を伝えたわけだ。
1時過ぎ。
右手にカウンター、左手に小上がり2つ。
あとはうしろか2階に大きなお座敷でもあるのだろう。
厨房がよく見えるカウンターに通される。
この時、6席のカウンターは、お二人、ビールのお一人とワタシ。
小上がりは2つともふさがっている。
ああ、老舗はいいな。
「安定」という文字が、駆け出し店主の頭をよぎる。
メニューを見る。
鰻丼はたしか880円。
いつものワタシならこれを注文するはずだ。
しかし今日のワタシは貪欲だ。
いいうなぎを喰って、早く疲れをとりたい!!
鰻重1600円。
丼と重の違いはなんだろうと思いながら、その重のよこの「上」が気になる。
目の前では先客のうなぎを焼いている姿がある。
「どれにしますか」という問いに、思いがけず「鰻重の上」と口が勝手に言ってしまった。
男なら、一度言った言葉を直すわけにはいかない。
たぶん、何かの間違いで「丼」ではなく、「重」と言い、なにかぼんやりして、そこに「上」をつけたんだが、言ってしまったからには食べないといけない。
ご飯の大盛りもできますと、人の腹を見て熟練の店員が言うのだから、だまされて「それ」と答えてしまう。
大盛りは100円増しで、計2200円。
相方の怒りの顔が見え隠れするが、もう、頼んでしまったのは仕方がない。
間もなく、ぎっちりご飯の入ったお重と、うなぎ一匹が二つに切られて横たわっておられますお重が二つ重ねでキマシタネ。
肝吸いなんかもついて、さらに「上」だからなのか、「メ~ロン」さんも一緒にネ。
山椒をかけ、尻尾の方だけタレを足して、がばがばっと「上」をいただきました。
幸せ。
幸せ。
それでも貧乏性なワタシは、いつも仕事帰りによるIBC前にあるマルイチで買う中国産うなぎ(580円也)なら何枚買えるかななどと計算したりする。
え~と、うなぎ580円と、チ~ンごはんは特売で100円と、肝吸いは無理だけどお吸い物パックが100円はしないか、電子レンジの電気代と合わせて800円くらいかな。
なんだ、「かわ広」で「上」を喰うのとさして変わらんと、その昔は数学が得意だったはずのワタシの計算機は突然「アバウト」になる。
お隣の男性はビールを飲みながらゆったりと食べているが、ワタシはガバガバッと江戸っ子になりきって(意味不明だが)さっと喰い終わり勘定して帰る。
いや~、疲れが吹き飛んだバイ。
こりゃあ、そっとしていられる訳がなかんべ。
こんないいおもい、話だけでも聞かせてあげなきゃと固く思うのでした。
09年9月9日。
♪♪クッククック♪♪ と言えば、青い鳥。
桜田淳子ちゃんだ。
ワタシはも一つ好きではなかったが。(百恵ちゃんファンです。今も。)
記念になる日でありました。
はいはい、終わり。
PS:こんな時間に、こんなつまらぬ話を書いて、よっぽど暇なのかいとご心配される向きもあろうかとおもいますが、な、な、な、なんと6時15分に目一杯、満卓になりました。不思議だね~、昨日一昨日と、そこら中、閑古鳥が鳴いていましたのに。
酒呑めば、いい女との想い出話も、本当は内緒にしなきゃ伝わっていくのがわかっていても口に出る(と推測される)。
ワタシなら、2億円の宝くじが当たったら・・・・・・、ぜったい内緒にできっこ無い。
遠い親戚から、幼稚園時代の友人と称する者や、なんとか教やかんとかNPOがわんさか押し寄せることがわかっていても、口をつぐむことは、多分できないだろう。
さて、今日は外で久しぶりにランチを頂いた。
これを書けば、相方は「贅沢は敵だ!!」と怒り狂い、娘は「あんただけいい思いして」とため息つくだろうが、それでも書いてしまうのは、やはり素敵だったからだ。
「かわ広」という店が昔からあるのは知っていたが、やはり敷居が高く、いろいろな自称食通さんの書いたブログなど見ながら、一度はいってみたいと思っていた。
それが、今日、なんとも行かなくてはと思い立ったのは、やはり取りきれない疲れからだった。
(相方は、また言訳が始まったと、飛ばして読むことだろう)
疲れには「うなぎ」である。
日本人なら「うなぎ」だよ。
「しじみ」じゃ、ちょいとこれだけじゃあね。
「にんにく」もいいけど、それだけじゃ色気が無い。
「レバー」はとってもいいのだが、毎日切っていると、なかなか焼こうかという気分にはなれない。(といいながら、結構、まかないとして出る、というかリクエストしちゃうのだが)
で、南の方に用があったから、少しだけ西に廻って「うなぎ」を喰おうとなった。
食欲中枢が突然、「かわ広」の存在を伝えたわけだ。
1時過ぎ。
右手にカウンター、左手に小上がり2つ。
あとはうしろか2階に大きなお座敷でもあるのだろう。
厨房がよく見えるカウンターに通される。
この時、6席のカウンターは、お二人、ビールのお一人とワタシ。
小上がりは2つともふさがっている。
ああ、老舗はいいな。
「安定」という文字が、駆け出し店主の頭をよぎる。
メニューを見る。
鰻丼はたしか880円。
いつものワタシならこれを注文するはずだ。
しかし今日のワタシは貪欲だ。
いいうなぎを喰って、早く疲れをとりたい!!
鰻重1600円。
丼と重の違いはなんだろうと思いながら、その重のよこの「上」が気になる。
目の前では先客のうなぎを焼いている姿がある。
「どれにしますか」という問いに、思いがけず「鰻重の上」と口が勝手に言ってしまった。
男なら、一度言った言葉を直すわけにはいかない。
たぶん、何かの間違いで「丼」ではなく、「重」と言い、なにかぼんやりして、そこに「上」をつけたんだが、言ってしまったからには食べないといけない。
ご飯の大盛りもできますと、人の腹を見て熟練の店員が言うのだから、だまされて「それ」と答えてしまう。
大盛りは100円増しで、計2200円。
相方の怒りの顔が見え隠れするが、もう、頼んでしまったのは仕方がない。
間もなく、ぎっちりご飯の入ったお重と、うなぎ一匹が二つに切られて横たわっておられますお重が二つ重ねでキマシタネ。
肝吸いなんかもついて、さらに「上」だからなのか、「メ~ロン」さんも一緒にネ。
山椒をかけ、尻尾の方だけタレを足して、がばがばっと「上」をいただきました。
幸せ。
幸せ。
それでも貧乏性なワタシは、いつも仕事帰りによるIBC前にあるマルイチで買う中国産うなぎ(580円也)なら何枚買えるかななどと計算したりする。
え~と、うなぎ580円と、チ~ンごはんは特売で100円と、肝吸いは無理だけどお吸い物パックが100円はしないか、電子レンジの電気代と合わせて800円くらいかな。
なんだ、「かわ広」で「上」を喰うのとさして変わらんと、その昔は数学が得意だったはずのワタシの計算機は突然「アバウト」になる。
お隣の男性はビールを飲みながらゆったりと食べているが、ワタシはガバガバッと江戸っ子になりきって(意味不明だが)さっと喰い終わり勘定して帰る。
いや~、疲れが吹き飛んだバイ。
こりゃあ、そっとしていられる訳がなかんべ。
こんないいおもい、話だけでも聞かせてあげなきゃと固く思うのでした。
09年9月9日。
♪♪クッククック♪♪ と言えば、青い鳥。
桜田淳子ちゃんだ。
ワタシはも一つ好きではなかったが。(百恵ちゃんファンです。今も。)
記念になる日でありました。
はいはい、終わり。
PS:こんな時間に、こんなつまらぬ話を書いて、よっぽど暇なのかいとご心配される向きもあろうかとおもいますが、な、な、な、なんと6時15分に目一杯、満卓になりました。不思議だね~、昨日一昨日と、そこら中、閑古鳥が鳴いていましたのに。